2024.11.14 22:00
【テキスト版】
そうだったのか!統一原理
第17回 神の血統の喪失
めい:
皆さん、こんにちは。
「そうだったのか!統一原理」へようこそ。
ナビゲーターの「めい」です。
きょうも皆さんと一緒に、統一原理を参考にしながら、幸福な人生はどのようにしたら得られるかについて考えていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
はると:
こんにちは、皆さんと一緒に統一原理を学ぶ、「はると」です。
よろしくお願いします。
めい:
はると君。
もしアダムとエバが堕落せずに成長期間を全うして完成していたなら、どうなったと思う?
はると:
そうですね。
神様が下さった三大祝福が個性完成、家庭完成、天国完成ですよね?
だとすれば、アダムとエバが成長、完成したなら、次は家庭完成への道を行くということでしょうか。
めい:
さすが、はると君。
そのとおりよ。
個性完成した二人は、神の祝福を受けて結婚し、晴れて夫婦となったことでしょうね。
これを「祝福結婚」というわ。
はると:
祝福結婚!
神様に祝福された結婚、ですね。
めい:
そうよ、はると君。
アダムとエバは神の真の愛を相続し、子供たちを真の愛で生み育て、神の血統を残したことでしょう。
はると:
でも、実際にはそうならなかった。
二人は未完成のまま堕落し、神の愛の主管を受けることができない位置に堕(お)ちてしまったんですね。
残念です。
すごく悲しいです、めいさん!
めい:
本当に悲しい出来事だわ。
その上、サタンとなったルーシェルの利己的な愛を二人は受け継いでしまったの。
これが「偽りの愛」なの。
だからアダムとエバは、お互いに本然の愛で愛し合うことができず、子女を本然の愛で愛してあげることができないという、恨み多き人生になってしまった。
そして堕落の結果、サタンの血統を残すようになってしまったの。
はると:
うわ~大変だあ。
どうしたらいいんですか、めいさん!
めい:
神が人間に相続させたかったのは、「真の愛」だったの。
それはために生きる愛であり、自分を犠牲にしてでも与える利他的な愛なの。
見返りを求めない、無償の愛、無条件の愛。それが真の愛なの。
そこからしか、永遠の愛は生まれないの。
はると:
分かりました、めいさん。
堕落によって神様の真の愛ではなく、サタンから始まった偽りの愛が人類を支配するようになった、ということですね。
めい:
はると君、堕落論をよく理解しているわね。そのとおりよ。
サタンから始まった愛は、本然の愛とは全く違う偽りの愛なの。
それは自己中心の愛であり、利己的な愛なの。
それは要求する愛であり、応えられなければ、不平不満や恨みになってしまう愛なの。
条件付き愛なので、条件が失われれば、愛も消えてしまうわ。
真の愛は人を生かすけれど、偽りの愛は人を殺してしまうわ。
同じ愛でも目的と方向性、そして結実が180度違うのね。
このようにして、人間始祖の堕落は偽りの愛を血統的に受け継がせてしまったの。
はると:
血統問題ってやっかいですね、めいさん。
めい:
そうなのよ、はると君。
生命よりも貴く、愛よりも重要なものが血統なの。
なぜなら、愛と生命の結実が血統だからよ。
はると:
だから神様は、「取って食べると死ぬ」と教えたんですね。
めい:
そうなの、はると君。
人類が抱えるあらゆる悪と不幸の根源は、「血統問題」にあるのよ。
はると:
エデンの園での出来事がこんなことになるとは…。
なんだか恐ろしくなってきました。
背筋が凍るって、こういうことをいうんですね。
めい:
2000年前に来られたイエス・キリストは、この秘密を知っていたの。
だからイエス様は、
「あなたがたは自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者であって、その父の欲望どおりを行おうと思っている。…彼は偽り者であり、偽りの父であるからだ」(ヨハネによる福音書 第8章44節)
「あなたがたもまた先祖たちがした悪の枡目(ますめ)を満たすがよい。へびよ、まむしの子らよ、どうして地獄の刑罰をのがれることができようか」(マタイによる福音書 第23章32~33節)
と言われたの。
このようなことは、血統問題の原因を知らなければ決して言うことができないわね。
はると:
イエス様、すごく厳しいことおっしゃっていますね。
めい:
皆さん、いかがでしたか?
「そうだったのか!統一原理」
今回はこの辺で。次回もお楽しみに!
ではまた、お会いしましょう!