2024.10.31 22:00
【テキスト版】
そうだったのか!統一原理
第15回 罪の根っこに何があるの?
めい:
皆さん、こんにちは。
「そうだったのか!統一原理」へようこそ。
ナビゲーターの「めい」です。
きょうも皆さんと一緒に、統一原理を参考にしながら、幸福な人生はどのようにしたら得られるかについて考えていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
はると:
こんにちは、皆さんと一緒に統一原理を学ぶ、「はると」です。
よろしくお願いします。
めい:
前回、天使の罪と人間の罪は「淫行」だったという話をしたわね、はると君。
はると:
はい、めいさん。
だんだん難しい話になってきました。
めい:
でもすごく大事なことなので、頑張って学ぼうね。
淫行は、関係性の中で起こるものなの。
つまり淫行は、誰かと誰かの関係によって起こった話だといえるの。
はると:
そうなんですね。
なんだかドキドキしてきました。
めい:
その時、絶対に許されないことが起こったの。
それは天使と人間の間の淫行関係だったというの。
だから罪の根となったのは、人間始祖が天使と不倫し悪なる血縁関係を結んでしまったということなの。
はると:
めいさん、これはもう、「そうだったのか!」としか僕にはリアクションできませんよ。
めい:
そうね、にわかには信じ難いことかもしれないわ。
でも実際のところ、人類が歴史を通して「不倫」という問題を克服できずにきたことは事実だといえるわね。
それはなぜだと思う?
罪の根源に起因している問題だからなの。
はると君。
では、善悪を知る木の実は何を象徴していたと思う?
はると:
そうですね。
善悪を知る木は、エバが完成した姿のビジョン、完成像を示していたと学びました。
だからきっと、善悪を知る木の実はエバに関わるものだと思います。
めい:
さすが、はると君!
きょうもさえているわね。
そうなの。
その実、果実は、「エバの愛」を象徴していたの。
だから失楽園の物語は、天使とエバが愛の関係を結んだという話だったというの。
はると:
ひゃ~、すごいことになりました。
エデンの園で起こった事件、実に驚きの展開です!
めい:
今でも、男女がそういう関係を結ぶことを、「取って食べる」と言ったりするわ。
つまりそれは、血縁関係を結ぶことを指しているのね。
血統は子孫に受け継がれるわね。
それはただ血筋がつながるというだけでなく、罪も受け継がれていくということなの。
はると:
めいさん、話を聞いていると、心が重くなってきました。
男女関係の過ち、恐ろしいなあ。
めい:
そうね。
だからキリスト教は「原罪」を教え、そのことを厳しく戒めてきたのね。
カトリックの修道士や仏教の清僧など、宗教人はそこが問題の核心であると見抜いていたから、「禁欲生活」を強調したのね。
はると:
厳しい修行や禁欲生活は、単なる我慢や忍耐、訓練ではなかったんですね。
めい:
そうね。
どんなに立派な人格者や知識人であっても、しばしば女性問題で失脚することがあるのは、そういう理由があるからなのね。
不倫は家庭を崩壊させ、結果として国を衰退させることになるわ。
かつて栄耀栄華を極めたローマ帝国が滅亡したのも、そうしたことが原因だったといわれているの。
はると君。
歴史を深く調べてみると、人間が愛と性の問題に翻弄されてきたことがよく分かるわよ。
言い換えれば、愛と性の問題によって人間は罪と不幸をつくり出してきたといえるの。
それは人間の堕落の原因が愛と性の問題にあったからだといえるの。
はると:
いや~、きょうも濃厚な内容でした。
ちゃんと理解できていないかもしれないけれど、もっと理解できるよう、統一原理、頑張って学びます!
めい:
皆さん、いかがでしたか?
「そうだったのか!統一原理」
今回はこの辺で。次回もお楽しみに!
ではまた、お会いしましょう!