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新米ママのありのまま 47
九州で過ごした夏休み。じいじ、ばあばと初対面の次女と長男

(APTF『真の家庭』288号[2022年10月]より)

 APTFの機関誌『真の家庭』で好評連載中の「新米ママのありのまま」を毎週水曜日配信(予定)でお届けします。

フリーライター みはる

 今年の夏はコロナ禍以降、初めて行動制限のない夏休みだったので、3年振りに九州の実家に帰省することにしました。子供達3人を1人で連れて飛行機に乗らないといけなかったので不安はあったのですが、CAさんの助けもあり、無事に着くことができました。下の子2人はコロナ禍の中生まれたので、九州の祖父母と初めて会うことができました。

 初対面なので慣れるまでに時間がかかるかなと思っていたら、到着したその日に、2歳の次女は「じいじ、ばあば」と言って懐き、1歳の長男は抱っこをせがんでじいじの膝の上で眠るほどでした。ところが、5歳の長女は、生まれたのも九州で、1歳の時も会いに来ているのですが、恥ずかしさを覚え、「ママ、ママ」とくっついて離れませんでした。更に、数日いたらホームシックになり、8月のほとんどを九州で過ごすことにしていたのに、早々と「帰りたい! パパ、じいじ、ばあばに会いたい!」と泣かれてしまいました。それでも、近所の小動物園や鉄道記念館、水族館などに、じいじ、ばあばと一緒に行ったり、家でプールをやったりして、少しずつ慣れていきました。

 私の両親は、普段子供達の様子を画像や動画でしか見ていないので、実際に目の前ではしゃいだり、泣いたりしている姿が見られることが不思議な感覚だと言っていました。両親にはお世話を手伝ってもらったり、一緒に遊んでもらったり、色々やってもらったので、子供達も随分懐いてくれました。特に次女は、じいじのことを「パパ」と言ったり、歯磨きをする時は「ママ、きらい! ばあば、いい!」と言って、必ずばあばに磨いてもらう程でした。

 また、長男は、帰省前は長くても10秒立っていることが限界だったのですが、帰省して1週間程で初めて一歩、二歩と歩くことができるようになりました。帰る頃にはヨタヨタながらも、ハイハイより歩くことが多くなり、1歳児の成長速度に驚かされました。長女が1歳の時も、帰省先で初めて歩き、長男も歩き始めたので、パパが見られなかったのは残念ですが、両親が直接孫の成長を見られたと喜んでもらえたので良かったです。

 「早く帰りたい」と言っていた長女も、8月の後半になるとじいじとばあばに話しかけることが増え、夜はじいじとばあばと一緒に、ベッドに寝転んでテレビを見たりして馴染んでいきました。

 3年振りの帰省で、子供達と両親を会わせることができて、祖父母と孫の情を交わす良い機会となりました。次に帰省する時は、子供達が更に成長した姿を見せられると思うので、また会えるのが楽しみです。

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 次回は、「歩き始めた末っ子が急成長! 可愛らしい姿は今だけの貴重な瞬間(とき)」をお届けします。

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