2024.08.29 22:00
男女の違いと夫婦の関係 43
アプリで読む光言社書籍シリーズとして「男女の違いと夫婦の関係」を毎週木曜日配信(予定)でお届けします。
あなたは知っていますか? 男性と女性の違い。同シリーズでは、男女の考え方の根本的違いを知り、夫婦がお互いを理解しあって、本当の「幸せ」をつかむためのキーポイントをお伝えします!
松本 雄司・著
第二章 男と女の違いと結婚生活
(2)妻がこうしてくれると夫は嬉しい
①失敗した時、「心配ないわ」と言ってくれる
前にも述べたように、男性は何かに失敗した時、「何やってんの?」「だから言ったじゃないの」と言われるのが一番傷つきます。「心配ないわ」と言ってくれる妻はとてもいい奥さんです。男性が女性に願う第一の要素は「やさしさ」なのです。
②夫の欠点を無理に変えさせようとしない
夫に嫌なところがあったとしても、無理に変えさせようとしないで、まずは、あるがままの夫を受け入れてくれる妻がいれば、これは夫にとって居心地の良い家庭です。
③いつも夫に感謝をする
夫の存在価値を認め、夫が仕事を一生懸命やっていることにいつも感謝を言ってくれる妻です。特に給料袋を渡してくれたときに、妻はどのように受け取っていますか。
夫は「はい!」とさりげなく渡す。かといって妻は「ああ、ありがとね」と一言言って終わり、というのはがっかりするものです。給料袋には男の家族への思いと戦いの苦労が染み込んでいることを忘れてはなりません。本当に心から感謝することです。
「いつも頼りにしているわ」
「本当に助かるわ」
「あなたがお仕事頑張ってくれるから、私たち安心して暮らせて幸せだわ」
とはっきりと言うのです。
夫がやっていることに対して価値を認め、頼りとし、感謝を伝えると、男性はものすごく嬉しいし、働きがいを感じます。
④夫をうまく立ててくれる
実際には、家庭内のことはほとんどお母さんペースで進んでいる家庭が多いでしょう。
しかし、少なくとも我が家の中心は誰であるかということは子供たちの前にはっきり教えておかなければなりません。そうしないと、男の子たちは理想の父親像を見ることができないし、女の子たちは理想の母親像を見ることができないままに成長し、やがて大人になった時に自立できなかったり、結婚した時に正しく父親、母親の立場に立てないということが起こってきます。
最高裁の付属機関の報告書にもあるように、最近殺人事件を起こした凶悪犯少年の育った家庭はみな、夫婦仲が悪く、父親がほとんど影響力を持たない家庭か、逆に家族に暴力を振るう父親でした。
古くさい男尊女卑を説いているのではありません。しかし、最後は夫を必ず立てる、父親を中心にまとまる、という姿勢を取ることは正しい家族形成の上で大事なことです。
---
次回は、「妻がこうしてくれると夫は嬉しい②」をお届けします。