2024.08.01 22:00
男女の違いと夫婦の関係 39
アプリで読む光言社書籍シリーズとして「男女の違いと夫婦の関係」を毎週木曜日配信(予定)でお届けします。
あなたは知っていますか? 男性と女性の違い。同シリーズでは、男女の考え方の根本的違いを知り、夫婦がお互いを理解しあって、本当の「幸せ」をつかむためのキーポイントをお伝えします!
松本 雄司・著
第二章 男と女の違いと結婚生活
(2)夫がおかしやすい失敗
①妻の話に耳を傾けない
聞いたとしても上の空で聞く。夫が本気で聞いていないと察知すると、この人は自分に関心がないんだな、と妻はがっかりしてしまいます。
②妻の愚痴を聞いてすぐ怒る
夫が家に帰ると、話したいことが溜まっている妻は「PTAに行ったらこうだったのよ」「親戚の○○がこうなのよ」と、愚痴っぽい口調で話しかけます。
夫は仕事でのストレスを抱えてやっと帰ってきたのに、帰るなり愚痴を並べられるとついカーッとして、「うるさい、おれは疲れてるんだ」と怒鳴ってしまう。奥さんは「何で最後まで聞いてくれないで怒るのよ……」と不満です。
③妻の話に同情しないで、すぐ知的に忠告しようとする
女性は自分の気持ちを理解してほしい、ただそれだけなのです。しかし、男性は「話は用件がある時するものだ」と考えるので、夫は妻が自分に話しかけてきたら、「何か相談事でアドバイスが欲しいんだな」、あるいは「何かに困って解決策を求めているんだな」とすぐ考えてしまうのです。
だから最後まで聞かずに、「要するにこういうことなんだろう、だったらこう説明したほうがいいよ」「それはあんたがおかしいよ、こうすべきだよ」とすぐにアドバイスしたり結論を出してあげようとする。そういう形で話を途中で折られてしまう。そうすると女性は「そんなことを聞きたいんじゃない、ただ最後まで聞いてほしいんだ」。これが女性の願いです。
だからすぐに怒らないで、とにかくまず聞いてあげてください。「ああそう、それはひどいね。大変だったね」と共感し同情してあげれば、女性は嬉しいのです。
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次回は、「夫がおかしやすい失敗②」をお届けします。