2024.06.06 17:00
制作の舞台裏から 63
「父母の愛に触れた日々」
「み言」を通して出会うもの
U-ONE TVの動画コンテンツ「阿部知行(777双)が証す 父母の愛に触れた日々」の配信が、5月31日(金)から全10回の予定でスタートした。
同シリーズでは、阿部知行(のりゆき)さんに教会草創期における原理講師や修練所所長としての経験を語っていただいた。
さらに、阿部さんが韓国滞在中に真の父母様から愛され、心情的に深い絆を結んだ貴重な体験や教訓もお伝えする。
阿部知行さんは、すでに配信されている「神霊と真理に満たされて 777双 阿部公子さんの証し」に出演した阿部公子さんのご主人である。公子さんの映像も非常に興味深い内容で、多くの高評価を頂いている。ぜひこちらもご覧いただきたい。
さて、今回紹介する阿部知行さんの証し映像は、2021年10月に収録したものである。
撮影当日のコーヒーブレイク中に、阿部さんがおもむろに語り始めた。
「私は話すことが好きなので、ついついたくさん語ってしまう。やっぱり60年代の草創期というのは、なかなか忘れがたいものだよ」
筆者:「そうでしょうね。まだ何も基盤が整ってない開拓の時代で、今では絶対に体験できない世界ですね」
「はい、当時は今と違って『再臨のメシヤがどこに来られて誰なのか』ということは、なかなか教えてもらえなかった」
筆者:「文鮮明(ムン・ソンミョン)先生のことをあまり話題にしなかったのですか?」
「そうだよ。だから教会にはまだ真のお父様の写真もなかったんです」
「その時期に一番大切にしていたことは、お父様のことよりも『統一原理』をできるだけ多くの人に伝えることでした」
「文鮮明先生のお人柄が明らかになったのは、実は1965年に文先生が日本を訪問されてからなんだよ」
筆者:「その頃は本当に『み言』を大切にしていたのですね」
「だから私は『み言』についてこのように考えてみました」
「『み言』というものは、真のお父様に直接出会った人にも、会ったこともない人にも同じように、お父様との絆を築いてくれるものだということ」
「例えば、現代人は2000年前のイエス様と会ったことはないし、イエス様の姿を見たこともない」
「イエス様がどういう人であったか? 何をされた人か? 何を語ったのか? これを探るためには、キリスト教では聖書の言葉でしかイエス様に近づく方法はないですね。クリスチャンは聖書の言葉を語りながらイエス様と共に歩んでいるという喜びを感じているのです」
筆者:「なるほど。私たちも『み言』を聞いたことでクリスチャンと共通点があるんですね」
「そうだね、だから私たちの未来の世代にとって、真の父母様と出会う方法を『み言』を通して見つけられるようにすることは、重要な課題になると考えています」
「それがないと、ただの触れ合いになってしまいます。会って何かをしたという表面的なことだけでは、真の父母様の愛の世界に入ったとは言えないと思いますよ」
筆者:「確かに私たちは『み言』を通じてのみ、真の父母様の愛の世界に触れることができます」
「私はクリスチャンなので、イエス様をとても愛しています。イエス様に直接お会いしたことはありませんし、共に歩んだこともありません。しかし聖書を通して素晴らしい世界を知り、その中でイエス様が私に近づいてくださり、共にいることを感じることができました。そのようにして、イエス様を愛することができたのです」
「私たちも同じです。愛は時空を超えるといわれるのは本当にそのとおりだと思います。場所や時間が問題ではありません。『愛』があると、あらゆるものを超えて出会えるのです」
「真の父母様が『み言』を通して愛し近づいてくださる。その愛に応えて私たちも近づいていけるのか、これは大きな課題ですね。そして私たちは日々の生活の中で、真の父母様の教えを実践し、愛と思いやりを持って行動することが求められています」
「皆さんも『み言』を通して真の父母様の愛を感じる喜びをたくさん経験してみてください。そしてこの喜びを共有し、父母様から来る真の愛を世界に広めていきましょう」
筆者:「今日は、キリスト教の教えから学ぶことができて本当に感謝しています」
阿部知行さんの貴重な思い出がたくさん詰まったこの証し映像を、ぜひご覧いただきたい。
(K)
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【阿部知行(777双)が証す 父母の愛に触れた日々】