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信仰の伝統
教会創立以前から文鮮明先生に侍って(146)

 家庭連合の信仰の長兄である金元弼(キム・ウォンピル)先生(1928~2010)の講話をまとめた書籍、「信仰の伝統」を毎週日曜日配信(予定)でお届けします。
 本書を通じて神様の深い愛と文鮮明先生の心情の世界、信仰の在り方を学ぶことができます。

金元弼・著

(光言社・刊『信仰の伝統 教会創立以前から文鮮明先生に侍って』より)

第二部[講話集]生命と愛と理想を懸けて
十一、神を慰める者となりましょう

▲金元弼先生

価値ある生活

 きょう、皆様と一緒に礼拝を聞きながら、私としては非常に考えさせられる数々のものを得まして、非常に感謝しております。

 先生は、韓国に帰られると、日本の皆様が本当に苦労しているということを、口ぐせのように私たちに話していらっしゃいます。神の摂理の中にあって、その摂理の一部分を支えている日本の皆様に、心から感謝していらっしゃいます。

 先生は皆様に、そう言われないでしょうけれども、兄弟の中には、一つのことを何年も担当しているということを聞かれて、先生御自身もそのことに対して非常に気にかけていらっしゃいました。皆様はつまらないことと考えるかもしれませんけれども、先生は、そのことをお手本として、私たちに話してくださったことを覚えています。

 皆様は、毎日の活動が神様にとって、あるいは先生にとって、どれほどの支えになり、助けになるのだろうかと、そう考えるかもしれません。しかし、韓国の食口(シック)たちは、日本の皆様がやっていることに対して非常に心深く思い、比較しながら、日本の皆様に負けまいという心構えで頑張っているのです。そういうことを皆様方は知って、さらに、日々の生活がいかに世界の国々の兄弟に、あるいはこれから神の圏内に入るべきすべての人たちに大きな恩賜を与えているかを自覚してもらいたいのです。

 どうか、皆様の毎日の生活が非常に大きな価値あるものと考えて、「ひょっとしたら、変わらない生活が続くのでは」と気が沈むということもあると思いますが、そんなことがないように気をつけてほしいと思います。

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 次回は、「聖歌を愛する心情」をお届けします。


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