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幸福への「処方箋」 6
第一章 幸福と創造原理
四位基台

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第4弾、『幸福への「処方箋」~統一原理のやさしい理解』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

野村 健二(統一思想研究院元院長)・著

(光言社・刊『幸福への「処方箋」~統一原理のやさしい理解』より)

四位基台
 授受作用においては必ず中心、主体、対象、結果(合性体または新生体)の四つの要素が関連し合うようになります。「この四つの要素の相互関係は位置の関係である。……授受作 用がなされるときの、このような位置の土台を四位基台という」(要綱八〇.八一頁)。

 「いかなる授受作用も必ずこの四つの位置からなる四位基台に基づいて行われる」。「例え ば家庭的四位基台において、中心の位置には家訓や家法あるいは祖父母が立てられ、主体の位置には父が、対象の位置には母が、そして結果の位置には家庭の平和や子女の繁殖などが立てられる。また主管的四位基台、例えば企業活動においては、中心の位置には企業の目標や理念が立てられ、主体の位置にはいろいろな人的要素(管理職や従業員)、対象の位置には物的要素(機械、原資材)、そして結果の位置には生産物(商品)が立てられるようになる」(要綱八二頁)。(続く)

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 次回は、第一部 第一章の「神が人間に与えた三大祝福」をお届けします。