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幸福への「処方箋」 5
第一章 幸福と創造原理
心情と目的

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第4弾、『幸福への「処方箋」~統一原理のやさしい理解』を毎週日曜日配信(予定)でお届けいたします。

野村 健二(統一思想研究院元院長)・著

(光言社・刊『幸福への「処方箋」~統一原理のやさしい理解』より)

心情と目的
 さて授受作用をするに当たって相対基準を造成する共通要素となるのは、心情または目的です。心情とは「愛を通じて喜ぼうとする情的な衝動」(要綱七九頁)です。ここにおいて、「原相(神の属性)内の授受作用は、心情を中心とするときも、目的を中心とするときも、円満性、円和性、調和性、円滑(えんかつ)性がその特徴である」(要綱七九頁)と記されています。
 心情を中心として主体と対象が授受した結果として生み出されるものを「合性体」と呼び、目的を中心として生み出されるものを「新生体」と呼びます。(続く)

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 次回は、第一部 第一章の「四位基台」をお届けします。