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私の思い出の聖歌 3
証し「天の父母様の愛は、食口の歌声を通して」

 U-ONE TV 34周年企画の一つとして実施された「“あなたの思い出の聖歌”大募集」にお寄せいただいたエピソードを映像化しました。

 第3弾でお届けするのは、優秀作品に選ばれた「勝利者の新歌」(聖歌5番)の「思い出」です。20代、女性の証しです。
 テキスト版も掲載します。動画と併せてお読みください。

「勝利者の新歌」(聖歌5番)

ホザナの栄光を求めしわれら
迎えよや新たなる
栄えの生命(いのち)を
約(やく)されしみ旨(むね)を
われらは成して
自由と幸の歌 喜び歌い
自由と幸の歌 喜び歌おう

 私が16歳の時、人生で一番と言っていいほどつらい出来事がありました。
 高校を中退し、教会にも全く行けなくなるほどつらい時期を過ごしました。

 およそ一年半が経過した頃、次第にネガティブな感情よりも「み言を聞きたい」という気持ちが大きくなっていきました。

 私は、久しぶりに教会に行くことにしました。
 久しぶりの教会では、その場にいた全員で聖歌を歌う機会がありました。
 そこで歌ったのが、聖歌5番「勝利者の新歌」です。

 私はその時初めてこの聖歌の存在を知ったのですが、ピアノの伴奏が聞こえてきた瞬間から、心が感動で震えるような衝撃を受けました。

 そして、食口たちが「ホザナの栄光を…」と歌い始めた途端、全身がものすごく温かくなったのです。
 言い表せないほど大きく強い愛に包まれたことが分かりました。

 それは、肌でじかに触れたといっていいくらい、はっきりとした強い感覚でした。
 そしてその瞬間、私を包んでいる温かいものが「神様の愛だ」と分かったのです。

 同時に、聖歌を聴きながら「なんて愛にあふれた歌なんだ」と感動し、私の目からは自然と涙がこぼれていました。
 天の父母様(神様)の愛をこれほど強く感じたのは、初めてのことでした。

 そして私はそれ以来、他の聖歌でも聖霊体験をするようになりました。
 今でも聖歌を通して、本当に神様は私を愛していらっしゃるんだと感じます。
 この体験以来、聖歌は私にとって、とても特別なものとなったのです。


第1回 証し「私を主の前に導いてくださる“園の歌”」

第2回 証し「天の父母様はいつもそばに居てくださる」