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私の思い出の聖歌 4
証し「聖歌を通して出会った神様の無条件の愛」

 U-ONE TV 34周年企画の一つとして実施された「“あなたの思い出の聖歌”大募集」にお寄せいただいたエピソードを映像化しました。

 第4弾でお届けするのは、優秀作品に選ばれた「栄光の賜物」(聖歌4番)の「思い出」です。60代、男性の証しです。
 テキスト版も掲載します。動画と併せてお読みください。

「栄光の賜物」(聖歌4番)

呼びて求むる栄えの主よ
大いなる姿は 天地あまちを抱き
「蘇きた生命はいずこに」と
たずぬる君を如何いかに迎えん
尋ぬる君を如何に迎えん

 1980年2月、神奈川県 厚木にある修練所で7日修練会に参加しました。

 20歳の時、伝道されてからまだ4カ月だった私は、神体験をしたい一心でこの修練会に参加しました。

 頭では統一原理に対して確信がありましたが、生涯この道を行くには神との心情的な出会いが絶対必要だと、本心からそう感じたのです。

 修練会は100人以上が参加する大規模なもので、神霊的にどんどん盛り上がっていきました。

 そして、「主の路程」の講義前のピアノ伴奏が始まった瞬間、私は祈りました。

 「天のお父様、あと2日で修練会が終わります。
 あなたとの出会いを求めて参加したのに、いまだあなたを感じることができません。

 私は必要とされているのでしょうか?
 何も感じません。
 この道を行くか行かないか…それを決定するために修練会に参加しました。
 どうかお答えください」

 すると、心の奥底から声ならぬ声が聞こえてきたのです。

 「私は無条件でお前を愛している」

 「お前がここに来た!いるだけでいいんだ」

 私は数分間、嗚咽(おえつ)しながら泣き続けました。

 今振り返ると、その時流れていた聖歌の歌詞が、まさに神の声と重なっていたのです。

 この出会いは、私の最初の神体験となりました。

 今でも私の中で一番の聖歌は、この聖歌4番「栄光の賜物」です。 

 その時の神体験・聖霊体験がよみがえります。


第1回 証し「私を主の前に導いてくださる“園の歌”」

第2回 証し「天の父母様はいつもそばに居てくださる」

第3回 証し「天の父母様の愛は、食口の歌声を通して」