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スマホで立ち読み Vol.29
『韓鶴子総裁御言選集 1』11

天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合/編

(光言社・刊『韓鶴子総裁御言選集 1』〈2023521日初版発行〉より)

 スマホで立ち読み第29弾、『韓鶴子総裁御言選集 1』を毎週水曜日(予定)にお届けします。
 日本や日本人食口(シック/家庭連合の教会員)に向けて語られたこれらのみ言は、私たちが真のお母様のご心情と一つになり、より一層み旨を推し進められるように導いてくれます。

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6 私たちはどんなことでもできます

1983313
日本・東京、松濤本部

*来日歓迎式で語られたみ言(ことば)。
真のお父様がアメリカ政府から脱税の嫌疑をかけられていた深刻なとき、真のお母様は日本の教会員を激励するために来日された。

祝福家庭の願いは地上天国

 日本にも数千の祝福家庭がいます。祝福家庭の願いは何でしょうか。統一教会の願いは何でしょうか。それは地上天国であり、神様と真の父母に共に侍って生きたいということではないでしょうか。私たちの時代にできないとするならば、私たちの子孫を通してでも、必ずその日をこの地球上に来(きた)らせるのが、父母の責任ではないでしょうか。統一運動、統一の歴史が、必ずこの地上で完成を見るのは間違いありません。可能ならば私たちの代で、今この時代に真の父母と共にみ旨を完成させて、それを見た後世の人々が本当に誇らしく思える家庭となり、私たち自身となるように、私たちは切に願っています。

 私たちは既に決心して立った身です。固く覚悟している私たちが何を恐れるでしょうか。今アメリカでは、31日を期して日本食口が全員動員されました。ニュースを通してよく知っておられるでしょうけれども、その中には祝福家庭として多くの子女を持つお母さんもいます。あるお母さんが語った話ですが、「本当に幼い子供たち、12歳から34歳までの子供たちがいる中で、決心して出るのはとても難しいことでした」と証(あか)しするのです。「いったんみ旨に従って、出てきたこの身であるのに、できないことがどこにあるでしょうか」という話を聞きました。私たちは何でもすることができます。

 何でもできるとするならば、お父様が国家や人々のいかなる拘束も受けずに、心の願うままに、この地に遣わしてくださった天のみ旨に対する使命を、この時代にすべて果たせるようにしてさしあげなければならないでしょう。そのためには、皆さんが努力を続け、精誠を尽くしてくださるよう、心から深く祈願いたします。

 皆さんが誰よりもお父様を愛しておられることを、私はよく知っております。お父様もまた皆さんが必要なのです。世界をどんなに回ってみても、事情と心情が通じるのはやはり日本食口の皆さんではないかと思います。お父様は皆さんを誇らしく思っていらっしゃいます。

 余談になるかもしれませんが、時間が許されるなら、日本中をくまなく回ってみたいと切に思います。どうしてもできなければ、皆さんが苦労している一カ所でも、その中で代表される所に一度行ってみたいです。ありがとうございました。

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 次回は、「神の愛が共にありますように」をお届けします。



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