2023.10.04 05:00
スマホで立ち読み Vol.28
『拉致監禁』10
世界平和統一家庭連合 総務局/編
スマホで立ち読み第28弾、『拉致監禁』を毎日朝5時にお届けします。
本書は現在の報道の背景を理解するとともに、拉致監禁の再発を防ぐために作成された一冊です。ぜひお読みください。
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第一章 家庭連合に反対する人々
家庭連合に反対する人々に関するQ&A
Q7
家庭連合(旧統一教会)信者に対する拉致監禁事件は、純粋に「家庭問題」によって引き起こっているものであって、家庭連合が言う“強制改宗グループ”など存在していないという主張を聞きました。真相はどうなのでしょうか?
A
拉致監禁行為は、たとえ親族が行ったとしても犯罪です。反対派は、その犯罪行為を教唆している事実を隠蔽したいがために、そのようなうわさを流し、拉致監禁はあくまでも親族が行っていることにしたいのでしょう。
長年にわたって、反対派やマスコミは家庭連合批判を繰り返してきました。反対牧師が暗躍した約50年間で、批判書(週刊誌などを除く)は140冊を優に超えています。反対派の思い入れは極めて異常です。
その批判内容は、家庭連合内部でリンチが行われているといった誹謗(ひぼう)中傷、未解決の凶悪事件に対する事実無根の家庭連合犯行説、さらには、事実がゆがめられて伝聞された文(ムン)師の「経歴詐称疑惑」、家庭連合出版物の「相互矛盾」の揚げ足取り、統一原理を曲解した「教理批判」、風聞に過ぎない「血分け」などの中傷です。反対牧師の説得で脱会した元信者が起こした訴訟、いわゆる「青春を返せ裁判」「霊感商法裁判」「婚姻無効裁判」などの裁判記録や報道なども、脱会説得のための批判資料とされています。
これらは、親族の不安をかき立てるものばかりです。批判書を読んで不安を抱き、そこに記載してある相談窓口などに連絡して反対牧師とつながった親族は、さらに不安をあおられて、結局、反対牧師や元信者らと協力体制を組みながら、家庭連合信者の“脱会説得”に取り組むようになるのです。
よく反対派は、「家族だけでは救えないけど、家族にしか救えない」(「日本海新聞」07年5月28日付)と言います。つまり、脱会説得を成功させるには、親族と反対派の“共闘”が必要不可欠だと言うのです。
「家族だけでは救えない」というのは、脱会説得には、統一原理批判に関する専門的な知識と脱会させるためのテクニックが要るからです。浅見定雄氏が『統一協会=原理運動』で、半分以上のページを割いて教理批判をし、また、川崎経子牧師(日本基督教団)が「原理の着物を脱ごう」と語って、家庭連合信者を説得していることからも、それが分かります。浅見定雄氏も「教えのことは、それをよく心得ている説得者に任せたほうがよい」(『統一協会=原理運動』29ページ)と指導しているのです。
一方、「家族にしか救えない」ということで、親族らは、話し合いの環境づくりと称し、信者をマンションなどに監禁しますが、その本当の目的は、反対牧師に引き合わせ、信者を脱会説得することにあるのです。
このように、拉致監禁を伴った「脱会説得」は、拉致監禁の実行犯である親族のみでなせる行為ではなく、言わば、脱会説得の“専門家”とも呼ぶべき説得者がそこに加わってこそ、成し得ることなのです。
日本基督教団は、1993年1月28日の声明文「再び、『統一原理』問題に関する声明」で、「統一協会を脱会した元信者達の訴訟も全国で行われ、被害者の救済と被害者を出さないための運動が進められている」とし、その訴訟が一連の組織的な反対活動をする中での“実り”であることを述べ、「日本基督教団はあらためてこの問題の重要性を確認し、今後も一層の努力をして統一協会の実態を世に示し、被害者を出さない活動を行い、被害者の救済に取り組み、統一協会が消滅するまで活動することを表明する」としています。
また、日本共産党も「日本の民主勢力はかれら(家庭連合と勝共連合)を、理論的にも、実践的にも追いつめ、その活動の余地が存在しえないように追及していかなければならない」(『原理運動と勝共連合』131ページ)と公言し、長年取り組んできているのです。
4300件以上も起こった拉致監禁事件です。脱会した元信者が裁判を起こすことで、反対派は社会問題化を拡大させてきました。拉致監禁事件の多さが、裁判の多さにつながっており、これは日本基督教団の声明文「統一協会が消滅するまで活動する」、および日本共産党の「活動の余地が存在しないように追及」するという、反対派の取り組みの一環となっています。そして、その裁判をマスコミが取り上げて報道し、それを見て不安をあおられた父兄が新たな拉致監禁に踏み切る。このような“負の連鎖”が繰り返されるという異常な事態が起こっていると言えます。
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次回は、「拉致監禁は親族間の“話し合い”ではない」をお届けします。
★「我々の視点」拉致監禁⑤
★「拉致監禁」問題を考える特別シンポジウム(2023年9月10日)ダイジェスト映像