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喜びと幸せの生活伝道 10

 「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
 本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第一章 原理のみ言があなたに届くまで
三、『原理講論』に基づいた原理大修練会

「原理」を学ぶ姿勢
 また、真のお父様は「原理」を学ぶ姿勢について、次のように語られました。

 「この『原理』を研究するにおきまして重大なことは、これがただ勉強するという観念でここに参席してはいけない。……その『原理』を探すための立場を君たちが先に立っておるという観念ですね。この人間の重大な問題を解決せんがために非常に悩みに悩んで、どうにもこうにもできない、その泣くような立場に立って、こういう重大な問題を天から、あるいは君たちの祈りから、その解決される、その瞬間に臨席するというような気持ちが何よりも必要である。そういう基準が、自分の悩みの涙の中でこれを解決した時のその喜び、天に対しての感謝、自分ながらの嬉(うれ)しさを感じるような、その気持ちを原理講義の中で、いかに体験するかということが何よりも重大な問題である」(『日本統一運動史』246~247ページ)

 このように「原理」は私自身が探し求め、解決すべきみ言(ことば)なのです。私たちがみ言を聞くとき、せっかく神様が自分に語っていらっしゃるにもかかわらず、「これはあの人が聞くべきだ」と、み言を人に当てはめる人がいます。まず、自らがどのようにみ言を迎えるのか、その姿勢が一番重要です。最初にみ言で伝道しなければならないのは、正に自分自身なのです。

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 次回は、「原理のみ言と生活の一致化」をお届けします。


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