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喜びと幸せの生活伝道 9

 「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
 本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第一章 原理のみ言があなたに届くまで
三、『原理講論』に基づいた原理大修練会

講義に臨まれる劉孝元先生
 開講式で真のお父様は劉孝元先生を次のように証(あか)されました。

 「この人に関してひとこと言いたいことは、……再臨主の前に、復帰されたアダムの基準を自分一人で完遂するような基準を立てさせなければ、新しい復帰のいわゆる完成基準が出発されない……そういう基準を天のほうから立たせんがために……不具なその身ぶりをもって毎日10時間以上の講義を続けて、38カ月……これを成し遂げたということは、天と共に、先生自身も心から感謝するんであります」(『日本統一運動史』246ページ)

 劉孝元先生は講義に先立って、「私の親と親族は、日本の官憲によって殺害されました。それゆえ、日本語は死んでも話さないと決意してきたのです。そのため、日本語で講義するに当たり、言葉がスムーズに出ないのではないかと思っています。大先生から『怨讐(おんしゅう)を愛せよ』と学び、今こうして皆様の前に立って、恨みの心が湧いてこないことをうれしく思います」(『ファミリー』19997月号)と、自らが真のお父様のみ言(ことば)と「原理」によって生み変えられたことを証されました。「原理」はこのように怨讐関係をも超える真理なのです。

 劉孝元先生の講義は黒板をあまり使わず、冗談も例え話もありませんでした。しかし、淡々とした口調で語り続ける講義には生命力があふれていたのです。まるで『原理講論』を暗記しているかのようだったと、当時参加した先輩は語っています。

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 次回は、「『原理』を学ぶ姿勢」をお届けします。


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