シリーズ中級講座 32
家庭盟誓＜9＞

シリーズ中級講座 32
家庭盟誓＜9＞

　世界家庭誌で2021年11月号から2022年12月号までの期間に掲載された「中級講座シリーズ」の内容を、「シリーズ中級講座」のタイトルで毎日朝5時にお届けすることになりました。信仰生活の向上、毎日のみ言学習にお役立てください。

伝道教育局副局長
入山 聖基

家庭盟誓 6
　「天一国（てんいちこく）主人、私たちの家庭は、真の愛を中心として、天の父母様と真の父母様の代身家庭として、天運を動かす家庭となり、天の祝福を周辺に連結させる家庭を完成することをお誓い致します」

①天の父母様と真の父母様の代身家庭
②天運を動かす家庭
③天の祝福を周辺に連結させる家庭
　「皆様の家庭が、神様の家庭と真の父母の家庭の代身家庭です。神様と真の父母の代身家庭は、天運を動かす家庭です。……『私』だけが祝福されて幸せに生きようというのではありません。結局は、王族となり、すべての人たちを天一国の民にしなければならないということです。……みな等しく福を受けるようにしてあげようという意味です」（『平和経』336ページ）

　ここには、私たちの家庭の三つの位置が示されています。まず、私たちは、「真の父母様の代身」であるという自覚を持って生活しなければなりません。

　そして、天の心情と摂理と一つになった家庭には天運があります。天運のある所には守護があります。祝福家庭は天運によって守護されているのです。その恩恵を感じたならば、“天の祝福を万民に平等に分けてあげたい！”という気持ちになるでしょう。

　私たちの家庭が置かれた位置を自覚すれば、“ふさわしい責任を果たそう”という心情が生まれます。そこから知恵と行動力が生まれてくるのです。