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シリーズ中級講座 25
家庭盟誓<2>

 世界家庭誌で2021年11月号から2022年12月号までの期間に掲載された「中級講座シリーズ」の内容を、「シリーズ中級講座」のタイトルで毎日朝5時にお届けすることになりました。信仰生活の向上、毎日のみ言学習にお役立てください。

伝道教育局副局長
入山 聖基

家庭盟誓は人類の里程標

 195451日に韓国で「世界基督教統一神霊協会」(統一教会)が創立されて以来、食口(シック)たちは、40年の蕩減時代を超えていくために、「私の誓い」という宣誓文を唱和してきました。

 現在、私たちは、天の父母様(神様)と真の父母様に侍(はべ)り、日々、「家庭盟誓(カヂョンメンセ)」を唱和しています。家庭盟誓は、199451日、真の父母様の統一教会における40年路程の勝利圏を土台として発表され、その後1997410日に教会の名称が「世界平和統一家庭連合」に変更されました(韓国)。

 真の父母様は、家庭盟誓について次のように語られています。「天が人類に下さった最も貴く幸福な人生の里程標」(『平和経』327ページ)、「涙なくしては唱えられない、天と真の父母様の恨(ハン)が宿っている誓い」(同)、「真の父母様の戦勝記録」(同、328ページ)。

 「盟誓」の意味を韓国の辞書で調べると、「固く約束すること」とあります。まさしく家庭盟誓こそ、私たちが天と固く交わす「約束」であり、ゴールまで忘れずに持ち続けるべき「誓い」なのです。

 また、「天宙平和統一王国を成し遂げる絶対基準であり、憲法と同じ」(同)、「天国の門を開く鍵」(同)とも語られているように、私たちの精神が、天一国の憲法となり、万国の法度となっていくことでしょう。

 ただ、私たちの心は事情によって日々変化します。ですから、「祈りの中で最高の祈り」(同)、「人生を神様と連結させてくれる橋」(同)である家庭盟誓を祈るように唱え、信仰と約束の原点を確認しながら、マインドセットする必要があるのです。

 次回から、家庭盟誓の8項目について、それぞれのポイントを挙げてみます。より深く内容を理解して誓うことができるように学習していきましょう。