家族の絆づくり 27
幸せをつくる「三つの努力」

家族の絆づくり 27
幸せをつくる「三つの努力」

ナビゲーター：阿部 美樹

努力しても、なぜ実らないの？
　幸せになるための「三つの努力」を紹介します。
　第一は、「心を変える努力」です。心の持ち方、考え方、捉え方、発想の仕方を変化させることです。
　「現実」と「事実」は同じではなく、「事実」をどのように見るかによって「現実」は大きく変化します。「否定的な観点」ではなく、「肯定的な観点」で見つめるならば、幸せを呼び込むことができます。

　第二は、「行動を変える努力」です。願い・構想という「思い」は心に描くだけでなく、「行動・実践・表現」してこそ実り、「実現」するものです。
　特に、言葉と表情と態度の変化です。否定的な言葉ではなく、肯定的な言葉を使うこと、無表情や悲しみ・苦しみの表情から笑顔をつくること、さらには、あいさつや奉仕などを、相手の喜びのために実践してみましょう。

生きる前に、生かされたという気付きを
　第三は、「霊的背景を変える努力」です。
　私たちの生命は、誕生とともに「父母」から頂いたものなので、体質、気質、環境、運勢など、どれもが親の影響を大きく受けています。さらには、その親である「祖父母」から、「先祖」から受け継いだものです。その根本は第一先祖である「神様」までさかのぼることができます。
　そのような神様の存在を大切に思うこと、先祖の思いを受け止め、願いを実現する努力が必要なのです。