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祝福の絶対価値と神氏族的メシヤの責任完遂 37
アダムを取り戻すための歴史

 今日も「一日の出発のみ言」をお届けします。
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(光言社・刊『祝福の絶対価値と神氏族的メシヤの責任完遂』より)

第一章 祝福の絶対価値

第三節 真の父母は永遠の中心

(三)真の父母と祝福を求めてきた復帰摂理歴史②

 今までの6千年の歴史は、何を取り戻すための歴史でしょうか。一人の男性を取り戻すための歴史でした。アダム家庭から今まで、多くの預言者や烈士たちが犠牲の代価を払いながら求めてきたものとは、一人のアダムだったのです。神様がアダムとエバを創造される時、先にアダムを創造され、そのアダムを通してエバを創造されたので、彼らは、先にアダムを取り戻すという歴史的責任を果たすために、神様を中心として今まで闘ってきたのです。

 そのアダムを取り戻したならば、どのようにしなければなりませんか。その日から、エバを再創造していかなければなりません。再創造するときには、簡単な環境でするのではありません。国家ならば国家、世界ならば世界を前にして勝利したということを完全に決定して再創造しておかなければ、祝福を成し遂げることはできないのです。

 アダム以後に失敗したすべてのことを蕩減(とうげん)するために、一人の男性として生まれた方とは誰かというとイエス様です。そのイエス様も、一人ではみ旨を成し遂げることができません。いくらイエス様がイスラエル民族に対する摂理の内容をすべて相続したとしても、イエス様一人では国家を形成することはできないのです。イエス様が国家を形成するためには、先に新しい家庭を編成しなければなりません。(30-166、1970.3.22

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 明日は、「一人の女性を取り戻すために」をお届けします。