祝福の絶対価値と神氏族的メシヤの責任完遂
はじめに
真の父母様のみ言集、『祝福の絶対価値と神氏族的メシヤの責任完遂』を毎朝5時台の配信でお届けします。
毎日、3分程度で訓読できる文量で「一日の出発のみ言」をお届けしてまいります。
はじめに
創造原理から見るとき、成長期間を経て天の父母様(神様)の直接主管圏に入った人は、天の父母様と完全に一体となり、喜びも悲しみも共に感じることができ、いつ、どこにいても、天の父母様と同じ立場に立って見つめ、考え、判断し、行動することができます。人類歴史上、初めてその基準に到達された方が真(まこと)の父母様です。
真の父母様は、1960年の御聖婚から始まる第一次七年路程において、36家庭、72家庭、124家庭を祝福し、「真の父母の日」、「真の子女の日」、「真の万物の日」を制定され、1966年に「統一原理」をまとめた『原理講論』(韓国語版)を発刊されました。そして、第一次七年路程を勝利された真の父母様は、1968年1月1日に「天の父母様の日」を宣布され、真の父母様の御家庭が天の父母様の直接主管圏に入られたのです。
このようにして、真の父母様は、天地創造の前から天の父母様の心に創造理想として存在していた「真の父母」と「祝福」を実現し、永遠不変の真理である「統一原理」を人類の前に明らかにしてくださいました。その歴史的な第1次7路程の勝利基盤の上で行われた式典が430家庭の祝福です。
真のお父様は、第1次7年路程の勝利と430家庭の祝福について、次のように語られています。
「第1次7年路程は、氏族的メシヤを立てるために、サタン世界から子女たちを取り戻し、彼らを祝福しなければならない期間です」(1967.12.27)
「1968年から新しい希望の時代が開かれました。その時からは、家庭を中心として収拾する時代です。ですから、先生は、430家庭に『氏族的メシヤの使命を果たしなさい』と言ったのです」(1970.4.6)
このように、第1次7年路程を経て天の父母様と完全に一体となられた真の父母様は、家庭を中心として氏族圏を収拾することによって人類を救済するために、祝福家庭を氏族のメシヤとして立てられました。統一教会と人類の命運を左右する苦難の絶頂期であった第一次七年路程は、私たち祝福家庭を氏族のメシヤとして立てるための路程でもあったのです。
今や天一国(てんいちこく)時代を迎え、神氏族的メシヤとして立てられた祝福家庭の責任は、真の父母様によって解き明かされた「統一原理」を氏族圏に伝え、真の父母様を証(あか)しして祝福へと導くことです。私たちに与えられた地上生活の時間は限られています。与えられたこの時間に責任を果たすため、全力投入しなければなりません。
本書は、「真の父母」と、「祝福」と、「統一原理」の絶対価値、そして神氏族的メシヤの責任を完遂するための伝道方法を、み言(ことば)を通して学ぶことができます。「み言のとおりに実践して、氏族を伝道できました」と勝利報告をしてさしあげることが、天の父母様と真の父母様が最も喜ばれることではないでしょうか。
真のお父様は、「『統一原理』は私の中にあり、私は『統一原理』の中にいる」(1977.2.3)と語られています。その真のお父様と真のお母様は、既に「最終一体」を成し遂げられ、摂理の「完成、完結、完了」を宣布していらっしゃるのです。今こそ祝福家庭が真の父母様と完全に一体となり、天の願いを実現しなければならない時です。すなわち、真の父母様が第1次7年路程を勝利して430家庭を祝福されたように、氏族圏を中心として430家庭を祝福に導く、それが神氏族的メシヤの責任完遂の道です。
その道を歩むために必要なものこそ、「真の父母」と、「祝福」と、「統一原理」に対する絶対信仰、絶対愛、絶対服従です。天の摂理の本流に乗って、堂々と「真の父母」を誇り、「祝福」を誇り、「統一原理」を誇りましょう。
世界基督教統一神霊協会
(現・世界平和統一家庭連合)