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私たちの声を聞いてください 24

 新年度を迎えた4月、春の訪れとともに、特別な冊子が発行されました。
 タイトルは、『私たちの声を聞いてください』。2022年7月8日以来、国家的迫害ともいえるようなバッシングを受けている家庭連合の信徒の皆さんの「心の叫び」をまとめたものです。
 Blessed Lifeでは、ほぼ毎日朝5時配信でご紹介してまいります。

家庭は、私にとって究極の喜び

京都教区 京都伏見家庭教会
相谷 浩史(58歳)

 私は生まれた時に顔の左側に褐色のあざがあり、それ故いろいろなことを体験せざるを得ませんでした。私が幼少の頃、母親にあざのことを尋ねると涙を流して謝罪していました。

 その涙からくる愛に守られて私の心は折れることなく、登校拒否にもならず、むしろ親の期待に応えるために勉強等に励んでいました。しかし母親があるとき、急に精神的に大変になり、私も身体を壊した頃から自分の人生は一体何なのだろうか。何のために生きるのか。何故不幸が起きるのだろうか、と悩みがつきませんでした。

 「人生は短い。いかに自分が納得する生き方をするのかが重要だ」

 そのように考えていた私に神様は、み言と真の父母様(文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻)に出会うよう導いて下さいました。統一原理の「神様のみ旨成就は神様の責任分担と人間の責任分担が合わさって成される」という内容に私は強い衝撃を受けました。人間の責任分担の重要性、神様が親であり、心情の神であることに感動と喜びを感じました。人類が不幸であることに神様がどれだけ心を痛めておられるのかを知ったときに、それまで自分のことばかり考えて、解くことのできなかった人生の問題がいっきに解決したのです。

 人生の問題を解決して下さった文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻を人類の「真の父母」として受け入れていくなかで、この信仰の道を歩もうと思いました。19928月に3万双の国際合同祝福結婚式に参加し、現在3人の子供に恵まれて生活しています。祝福結婚式に臨むにあたり私は顔にあざがあることに負い目を感じていましたが、妻はそういう私を全て受け入れてくれました。あとから真の父母様が、どれだけ祈っておられるのかを当時の責任者から聞きました。親の心情はどこまでも子供の幸福を願っており、それ以外にないことを改めて感じました。

 私にとって家庭は信仰における究極の喜びであり、恩恵であると感じています。それ故に今回の事件を通して一方的な報道がなされ、子供たちまでもが辛(つら)い思いをせざるを得ないことが心苦しくてなりません。親の信仰が否定された今回の偏向報道は、子供たちの心も深く傷付けました。

 さまざまな葛藤のなかでも本音をぶつけ合いながら、信頼関係を構築して、私自身ももっと深い信仰の境地に立って歩むことが大切だと感じています。

 真の父母様が北朝鮮・興南(フンナム)の収容所や米国ダンベリーの刑務所で示された真の愛の実践を通して、困難な環境を克服して勝利されたように、私たちも信仰の原点に立ちかえって、神様に対する孝情の証しを立てていきたいと思います。

▲『私たちの声を聞いてください』

 冊子をご希望のかたは最寄りの教会にお申し込みください。