https://www.kogensha.jp/shop/detail.php?id=4114

私たちの声を聞いてください 23

 新年度を迎えた4月、春の訪れとともに、特別な冊子が発行されました。
 タイトルは、『私たちの声を聞いてください』。2022年7月8日以来、国家的迫害ともいえるようなバッシングを受けている家庭連合の信徒の皆さんの「心の叫び」をまとめたものです。
 Blessed Lifeでは、ほぼ毎日朝5時配信でご紹介してまいります。

神様のもとの人類一家族世界を目指して生きていきます

西広島教区 広島中央家庭教会
井上 昌巳(65歳)

 私たち夫婦は、1988年に家庭連合に入教しました。そのときはすでに結婚しており、子供もいました。私が入教したのは、先に入教していた妻から「子供たちが幸せになり、正しく生き、人生を全うすることができることに、あなたは責任が持てますか」との一言でした。

 まだ若かったので自分自身に自信も確信も持てなかったのです。それで妻と同じ価値観を持てるようにしようと学ぶことにしました。

 「統一原理」を学び、神様や霊界の実在を頭で理解できましたが、心情ではなかなか確信が持てませんでした。

 そんな中、地域訪問の実践中に神様が環境を整えてくださり、準備してくださった人々に出会えたのです。これを通して心のわだかまりがなくなりました。

 また19911130日に文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻が北朝鮮を訪問され、テレビ画面を通して金日成主席と抱き合い、手を繋(つな)いで廊下を歩く姿を見たとき、ほんとうに衝撃を受けました。ご自身を投獄して苦しめ、筆舌に尽くしがたい経験をさせられた怨讐(おんしゅう)をも許して、愛される姿を実体で見て、この道しかないと確信しました。

 そして19928月の3万双国際合同祝福結婚式に参加しました。その当時もいろいろな報道がありましたが、ソウルのオリンピックメーンスタジアムは、参加者で溢れ、五色人種が集まり、これで国境がなくなるのかなと、私たち夫婦は感動と希望を感じました。

 今年で信仰歴35年です。入教当時はまだわずかな群れでしたが、いまは世界と国連を巻き込んだ大きな群れになっています。ほんとうに世界平和が実現する希望が持てます。

 しかし、この日本社会ではいろいろな事件を目の当たりにしてきました。親による子供への虐待、いじめによる自殺、子供が親を殺害したり、老夫婦を狙った凶悪で悲惨な事件が連日、起きています。

 また、世界に目を向けると宗教や人種の違いによる差別、偏見からの暴動、戦争が繰り返されています。

 私たち夫婦が信仰を続ける理由は、「統一原理」の教えも理論的で明解ですし、また私たち万民には神様が与えてくださった良心があり、その良心は神様と相対できる人類における普遍的なものです。世界平和は実現できる。私はこれを信条として生きていきたいのです。

 そして文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻がこれまで身を持って歩んでこられた生き様があります。何もない所から出発されて、生涯のすべてを投入され、世界中の人々を愛された、この方こそが人類を救われる真の父母様であると確信しています。ですから私は共に歩んでいき、この世界が神様のもとの人類一家族となるように生きていきたいのです。

▲『私たちの声を聞いてください』

 冊子をご希望のかたは最寄りの教会にお申し込みください。