2023.05.04 05:00
私たちの声を聞いてください 11
新年度を迎えた4月、春の訪れとともに、特別な冊子が発行されました。
タイトルは、『私たちの声を聞いてください』。2022年7月8日以来、国家的迫害ともいえるようなバッシングを受けている家庭連合の信徒の皆さんの「心の叫び」をまとめたものです。
Blessed Lifeでは、ほぼ毎日朝5時配信でご紹介してまいります。
神様を離れて生きることはできません
北大阪教区 新北摂家庭教会
松本 さゆり(54歳)
私は、世界平和など、どんなに願っても努力しても実現するはずもないと思っていました。19歳で「統一原理」を学んだときは衝撃でした。これが真実で、全ての人がこの真理を知って努力するとしたら世界平和は実現すると強く確信しました。そして人生の矛盾や悩みが解けていきました。特に創造原理の中にある、神様は人間の親であると知り、驚きを禁じえませんでした。神様が親ならば、人間は神様をどれほど悲しませているのかと思いました。
わが子が生まれてからは、子供たちに神様と人間は親子だと教えることと、子供たちの幸せを願って信仰してきました。
2022年7月、安倍元総理が凶弾に倒れるなどと考えたこともなかった私は、世界平和の夢を実現するために人生をかけて、命をかけて人類を愛してくださる真の父母様(文鮮明・韓鶴子ご夫妻)を慕って歩んでいるとは思えないほど、自分なりの生活をしていた自分であることを認めざるを得ませんでした。
この事件を防ぐことはできなかったのか。どうしてこんなことが起こったのか。どうしようもなく悔しい思いは、一番近いご家族の思いであり、それが親なる神様の思いと重なって言い尽くすことはできません。
中2の息子が、「小学生の頃、通学路の塀に貼られている安倍さんのポスターを見て、この人が僕たちを守ってくれるという安心感を覚えていた」と今回、話してくれました。なぜ小学生がそんなことを思っていたのか不思議ですが、安倍元総理が日本を守ってくれていたのは間違いないと思います。
私の家族は、主人と大学生の長男、高校生の長女、中学生の次男の5人家族です。今回の事件とその後の家庭連合への誹謗(ひぼう)中傷や心ない扱いは家族全員の悲しみであり、家族全員の悔しさでもありますが、神様から見れば、私たちも、私たちを反対する人たちも、神様の愛する息子娘であり、兄弟姉妹が対立するような状態にあること自体が、神様の悲しみであると思うので、天の父母様と真の父母様の前にただ申し訳ない気持ちが大きいです。
日本人の思いが一つになって、真の父母様を人類のメシヤとして受け入れる日を1日でも早く迎えることが私の願いです。どんなに複雑なことや難しいことがあったとしても、誹謗中傷するマスコミも、元信者の方たちも、敵ではなく、必ず分かり合えるし、分かり合いたいと、そんな思いで前進していきたいです。
“神様のもとの人類一家族”という神様の夢を叶えたいと思って信仰してきました。神様の夢を叶えるためには神様から離れて生きることはできません。私たちはこれからも信仰していきます。
冊子をご希望のかたは最寄りの教会にお申し込みください。