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私たちの声を聞いてください 8

 新年度を迎えた4月、春の訪れとともに、特別な冊子が発行されました。
 タイトルは、『私たちの声を聞いてください』。2022年7月8日以来、国家的迫害ともいえるようなバッシングを受けている家庭連合の信徒の皆さんの「心の叫び」をまとめたものです。
 Blessed Lifeでは、ほぼ毎日朝5時配信でご紹介してまいります。

天国建設に汗を流す家庭連合会員

北東京教区 足立家庭教会
柴沼 邦彦(78歳)

▲パラグアイのパンタナールで開催された「国際協力青年ボランティア隊」のメンバーと筆者(右端)

 202278日の安倍元総理への銃撃テロ事件をきっかけに、家庭連合に対するメディアの報道が事実を確認しないまま過激化してきました。家庭連合が、まるで悪の権化であるかのような発言や印象操作をなし、煽(あお)る弁護士をはじめテレビに出るコメンテーターの発言を聞きながら、家庭連合の目的を理解しようとする姿勢が少しも見えない彼らの「魔女狩り」報道に驚きと悔しさ、そして怒りさえ感じました。

 誤った報道に触れ、私はその報道を信ずる政府関係者ならびに弁護士、報道機関等に、事実を公正に報道し、客観的に判断する必要性を訴える手紙を送りました。家庭連合を脱会し、非難している人たちの体験や意見が事実であるかどうか、それを検証する姿勢もなく、事実であるかの如(ごと)く感情を露(あらわ)にし、家庭連合を一方的に断罪する人の姿に悲しみを感じ、悔しさで涙を禁じえませんでした。

 私は1960年代に家庭連合の教えを学び、神様が闘争と分裂、そして人種差別、貧富の差で苦しむ社会を見て“悲しみの涙を流しておられる”と初めて知り、神様が喜ばれる平和世界を求めて58年間、誇りを持って歩んで来ました。名誉、地位、権力や裕福な生活を願ったわけでなく、日本をはじめ、米国、ヨーロッパの先進国のみならず、南米の発展途上国の復興のためにも歩み、世界平和実現のために努力してきました。家庭連合の創設者、文先生は、「家庭連合は天国に入ることを願う前に天国をつくることを願わなければならない」と教えられ、家庭連合の会員は、自ら率先して平和世界の実現のために歩んで来た純粋な心の持ち主たちばかりでした。

 文先生ご夫妻が創設された国際勝共連合は、世界平和の最大の脅威は神と宗教を否定し、人間の尊厳性を認めない共産主義勢力にあると喝破し、長く戦って来られました。特に1970年代から80年代においてソビエト共産主義帝国の世界覇権を阻止するため、文先生はアメリカに渡り、共産主義の脅威を米政府と米国民に訴え、また保守系の新聞ワシントン・タイムズを創刊しました。

 新聞発刊の目的は家庭連合(旧統一教会)のためでなく、どこまでも平和世界のためであるとし、人的にも経済的にも多大な投入をしました。私たち家庭連合会員も文先生の理念に同調し、積極的に支援を行って来ました。共産主義に支配されれば宗教自体が存続できないことは、「宗教はアヘンである」とし、宗教を否定する共産圏の実体を見れば明らかです。ワシントン・タイムズはソビエト共産主義帝国を崩壊する大きな力となりました。それに貢献できたことを、私は誇りに感じています。

 今後も神様を中心とした平和世界建設を目指して歩み続けていきます。

▲『私たちの声を聞いてください』

 冊子をご希望のかたは最寄りの教会にお申し込みください。