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新 堕落性の構造 77

 現代人に不幸を招来する「心のゆがみ」。そんな悩みの尽きないテーマをズバッと解説! 人間堕落の根源からその原因を究明している一冊です。毎週木曜日配信(予定)でお届けします。

阿部 正寿・著

(光言社・刊『こう解ける! 人生問題~新 堕落性の構造』より)

21. マスコミの偏向報道をうのみにする人々

◉マスコミの正体は堕落天使
 このように、良くも悪くも影響力をもつマスコミです。今日では第四権力などとうぬぼれていて、社会の審判者のごとく思い上がっています。このような現代社会の“オバケ”たるマスコミの正体とは、いったい何なのでしょうか。

 聖書の創世記によれば、神が人間を創造したとき「善悪を知る木の実を取って食べてはいけない」と命ぜられました。ところが蛇(天使長)はエバに「取って食べても死にませんよ」とだまして、堕落させました。エバもアダムをだまして堕落させてしまいました。これが人間始祖の堕落のいきさつです。このようにして人間は、蛇に象徴された天使長の悪宣伝にエバが乗せられて、大切な貞操を奪われ、堕落してしまったのです。

 今日のマスコミは、社会を覆う巨大な蛇です。現代人は知らず知らずのうちに、マスコミという蛇に首を巻かれてジワジワと絞め殺されつつあるのです。多くの人々は、マスコミの言うことは正しいと“うのみ”にしています。しかし、これほど恐ろしいことがあるでしょうか。マスコミは、これをコントロールする一部の人間だけが自由に操作することができ、一般大衆は、これを受けるだけの立場に立たされています。何ら言うべき手段がありません。

 マスコミは、自分だけが善悪の彼岸に立って、批判されることもなく、善良なる市民に審判を下しているのです。天使長の特質は、決して自分の非を認めず、悔い改めなどはしないということです。そう! マスコミの正体は、まさしく堕落した天使長なのです。

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 次回は、「神を信じる者同士が団結」をお届けします。


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