https://www.kogensha.jp/shop/detail.php?id=4114

私たちの声を聞いてください 3

 新年度を迎えた4月、春の訪れとともに、特別な冊子が発行されました。
 タイトルは、『私たちの声を聞いてください』。2022年7月8日以来、国家的迫害ともいえるようなバッシングを受けている家庭連合の信徒の皆さんの「心の叫び」をまとめたものです。
 Blessed Lifeでは、ほぼ毎日朝5時配信でご紹介してまいります。

私の器を満たしてくださった神様の愛

北北海道教区 釧路家庭教会
久保田 圭祐(22歳)

 私は祝福二世として生まれました。小さい時から教会に行っていましたが、それが習慣化していたので、自分にとっては教会で会える子に会いに行く、そのような感覚でした。統一原理はその存在すらほとんどわかっていなかったのですが、親が確信を持って信仰しているので教会のやっていることを疑うことはありませんでした。

 統一原理に本気で触れようと思ったのは21歳の頃でした。21日間の修錬会に出て統一原理を学び、今まで見てきた世界が一変しました。人間はなぜ生まれたのか、今の世の中なぜ不幸が絶えないのかなど、さまざまな内容が理解できました。特に感動したのは、神様は人類の親であること、親であるが故に人間が最高に幸福になれる道を塞ぐことができず、大変な復帰摂理の道を選ばれたことでした。昔からよく聞いていた、神様は人類の親であるという内容の重みがようやく理解できた時でした。

 信仰生活の自立は21歳からでしたが、22歳の時に信仰生活の思い出として今も鮮明に残っているものがあります。私が父親と信者の方と伝道に行っていた時、3人で順番に署名活動をしていましたが、2人は署名をもらうことができたのに、私だけ断られ続けました。断られ続けるうちに自分の中の愛が空っぽになっていきました。泣きたい気持ちになり、親も同情する中、伝道が終わりました。帰る時、私の胸にとても熱いエネルギーを感じ、空っぽになった愛の器を満たしていくものを感じました。それは神の愛であると確信しました。

 確信した理由は、かつて伝道に行く前に聞いた講義で、「愛を投入すればするほど神の愛が空っぽになった愛の器を満たしていく」という内容のみ言を聞いていたからでした。それで神様の愛を、神様の「よく頑張った」という気持ちを感じて、今でもそれが離れないで心に残りました。この経験が今回の事件以降の騒動でも大きな力になっています。

 今回の事件以降、さまざまな人の批判を耳にしました。辛かったのは、元信者の方が、家庭連合の教義にない内容で家庭連合を批判する発言を耳にした時でした。そのような発言で家庭連合のイメージを悪くさせられるのは苦しかったです。誤った報道で、同じ二世、三世の兄弟姉妹が辛くならないか心配でした。正しい情報が人々に伝わるよう願っています。

 この度の事件で家庭連合問題は大きな騒動になりましたが、これからも常に感謝し、理想家庭、理想世界を築ける心情生活を心がけていこうと思います。

▲『私たちの声を聞いてください』

 冊子をご希望のかたは最寄りの教会にお申し込みください。