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スマホで立ち読み Vol.23
『み言に学ぶ統一原理【後編】』2

光言社・文鮮明先生の『み言に学ぶ統一原理【後編】』より

 スマホで立ち読み第23弾、『み言に学ぶ統一原理【後編】』を毎週水曜日(予定)にお届けします。
 本書は文鮮明(ムン・ソンミョン)先生が統一原理について語られた内容を『原理講論』と同じ章構成でまとめたみ言集の後編です。

※本文中、各文章の末尾にある( )内の数字は、原典『文鮮明先生み言選集』の巻数とそのページ、またはみ言を語られた日付を示しています。

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緒論について

第一節 蕩減復帰原理
(一)蕩減復帰

②堕落した人間の立場

 私たち人間の始祖が堕落することにより、人間は善と悪の中間位置に置かれるようになりました。ですから、善の人になることもでき、悪の人になることもできるのです。一歩右側に行けば善の人になることができるのであり、一歩左側に行けば悪の人になることができます。このように相反した二人の主人から、相反した二つの目的に支配されているのが、私たち一人一人です。(41571971.2.13

 「私」という存在について見てみると、私自体も私一人を中心として、思いどおりにできる自分になることができずにいます。自分自らの一念で年頭には「一年間、このようにしなければならない」と誓いますが、願うその志は成し遂げられず、願わないことをより多くするようになるのを、私たちは日常生活で見るようになります。それで一年が過ぎ去ってから回想してみれば、その一年の中には後悔する時が多いことを感じるようになります。

 私が願う所へ行かないで、願わない所へ行くようになるのはなぜでしょうか。それは、私が願う所へ行くように引っ張ってくれる力よりも、願わない所に引っ張る、より強い力があるためです。すなわち、「私」という個体は、善と悪の中間位置に置かれているのです。善と悪の中間の立場に立っているというのです。ですから、私の個体は、善の支配も受けるのであり、悪の支配も受けるのです。この二つの分岐線が皆さんの個体を中心として連結されています。(41571971.2.13

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 次回は、「蕩減復帰とは」をお届けします。お楽しみに!



「一気に読んでしまいたい!」というあなたへ

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