2023.03.24 12:00
千葉中央修練所だより No.163
「神様が私を愛し許してくださっているなら、私も私を許して新しいステップに進もう!」
ナビゲーター:小畑守男(千葉中央修練所所長)
ご聖恩感謝申し上げます!
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本優勝の時を待っていたかのように、3月22日、千葉中央修練所の桜も満開になりました。
昨年3月は、新型コロナウイルスの感染が拡大してしまい、開始後1週間でその回の実体での修錬会は取りやめとなり、オンラインでの修錬会に切り替わってしまいました。今年3月は、今日(3月24日)20日目まで、無事に順調に元気に進んできたことが奇跡のようです。心から感謝します。
今月の修錬生も、伝道実践(修練所での講義実践)を通じていろいろな心情を通過した証しが数多くありました。
今号では、一人の女性修錬生の証しを全体を代表して紹介します。
◆「もう許してあげようよ」
この伝道実践期間が、私にとって本当に一番の峠だったと思います。もう心の中が戦争状態(笑)というか、いろいろな気持ちにさせられました。
「なんで私が講義しなくちゃいけないの?」とか、「私に講義する力なんてないんだけどな」「私がこんな気持ちでやったらそれこそ神様に失礼だと思うけどな」とか、講義をしたくない理由がさまざまに浮かぶ中で、「でも絶対その先に何かあるはずだよな」とか、「ここで逃げたら今までの努力、全部無駄になるから逃げるな!」と自分を鼓舞するような言葉も出てきて、正直本当につらい日々でした。
でも班長さんとも話して、「自分の何がそんなに引っかかっているんだろう?」って考えるようになり、祈祷すると涙がとめどなく流れ、それでも心は重いし、どうしようもない心の状態のまま出発式に臨みました。
出発式で真の父母様の映像を見て、その後全員で「主を誰よりも」を繰り返し歌っていると、歌詞がどんどんと自分の心の中に染み込んでいきました。
「今まで、あなたの燃える愛に気付かずに歩んできました。でも今、深い哀れみの故にあなたは贖(あがな)ってくださいました」
「主よ、誰よりもあなたを愛し、何よりもあなたを求め、いつもあなたと交わるなら、きっときっと私の心に輝く太陽が昇るでしょう」
涙が流れました。
「自分はこんなにも神様を愛そうとしているのになんでうまくいかないのだろう…」
神に対して申し訳ない気持ちになって自分を責めました。
その時、歌を歌いながら真の父母様のお写真を見ると、「神様は私を愛してくださっているのだけど、私が自分を愛せていないのだ…」という気持ちになり、「もう許してあげようよ」って心の声が聞こえてきて、「そういうことだったのか!」と感謝の涙が止まらなくなりました。
今まで自分の言動に対して「こんなやつが神の子だなんて胸を張って言う資格ない!」ってずっと自分を責めてきました。
しかしそんな私をそれでも神様が愛し許してくださっているなら、私も私を許して新しいステップに進もう!と思うことができました。
本当に驚きの体験であり、今後の人生の間違いなく転機になったと感じました!
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【動画】ザ・インタビュー 第10回