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スマホで立ち読み Vol.21
『み言に学ぶ統一原理【前編】』5

光言社・文鮮明先生の『み言に学ぶ統一原理【前編】』より

 スマホで立ち読み第21弾、『み言に学ぶ統一原理【前編】』を毎週水曜日(予定)にお届けします。
 本書は文鮮明(ムン・ソンミョン)先生が統一原理について語られた内容を『原理講論』と同じ章構成でまとめたみ言集です。

※本文中、各文章の末尾にある( )内の数字は、原典『文鮮明先生み言選集』の巻数とそのページ、またはみ言を語られた日付を示しています。

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序にかえて-「原理講義」について

『原理講論』に対する姿勢①

 今までは、講義をしながら、自分勝手にやってきました。それではいけません。原理のみ言(ことば)をすべて、本を読みながら講義するのです。『原理講論』は、劉孝元(ユ・ヒョウォン)協会長が書いたのではありません。1ページ、1ページ、すべて鑑定を受けたのです。私が許諾しなければ、それに手を出すことはできません。

 本以上の先生はいません。本を無視してしまって、宝の持ち腐れにしてはいけないのです。本で原理講義をやりなさい。その教えは、お父様のオリジナルの教えです。お父様の真(まこと)の道です。勝利の覇権が原理のみ言に記録されているのです。(2662681995.1.1

 劉協会長は先生よりも6歳年上でした。洗礼ヨハネはイエス様よりも6カ月年上でした。ですから、劉協会長は洗礼ヨハネの立場にいました。彼は洗礼ヨハネの立場で原理を解説しなければなりませんでした。劉協会長が書いた本は、劉協会長の本ではありません。劉協会長がその本を書く時、先生は、彼に「このように、またあのように書きなさい」と指示しました。今後、皆さんは、その本を詳細に勉強しなければなりません。(521561971.12.27

 原理の本は恐ろしい本です。原理の本を劉協会長が書いたといって軽視する人がたくさんいます。もし、この本を私が書いたとしたらどうなりますか。みな引っ掛かります。言うまでもなく一遍に引っ掛かってしまうのです。霊界に行ってみなさい。もし間違って書かれていたとしても、軽視すれば引っ掛かります。何のためにそのように書いたのかを知らなければなりません。

 経典は絶対視しなければならないのです。「確かに間違っているようだが、なぜそのように書いたのか」と言う人がいます。それは全体を通して見るとき、そのように書くようになっているためです。そのように書くべきほかの事情があり、飛躍せざるを得ない内容があったことを知らなければなりません。そのように考えなければならないのです。それを理解できずに、自分が分からないことは間違っていると考えています。しかし、原理は千年たっても変わりません。(2662681995.1.1

 皆さんは、原理のみ言を読んだとき、夜眠れずに涙を流してみたことがありますか。劉協会長の素晴らしいところは、原理をすべてノートしながら、1ページごとに数百回も涙を流したということです。

 自分は知識人として、大学に通った頭の良い人間として、真理を探究して疲れ果てていたのに、どうしてかこんなにも深い世界を知るようになったので、涙を12滴ではなく滝のように流したのです。それに接するとき、その真理の前に恍惚(こうこつ)を感じ、涙なしに記録できなかったというのです。1ページを記録するのに一週間かかったということを、私は聞きました。

 ですから涙をどれほど流したか分かりません。本然の心情と通じることができる真理のみ言は、愛を爆発させても再爆発させる力をもち、その作用は歴史を通して成就されたのです。(141701986.2.16

 ユダヤ教の『旧約聖書』とキリスト教の『新約聖書』をもって、統一教会の『原理講論』に勝ることはできないのです。統一教会は何時代だというのですか。成約時代です。成約時代というのは完成時代であり、蘇生(そせい)時代の旧約時代、長成時代の新約時代に未完成の内容を含めて、すべてのことを完成させる時代なのです。

 ユダヤ教の若者たちが、彼らのシナゴーグ(ユダヤ教の教会)の門をぱっと開けて、原理講義を一週間だけ聞けば、彼らは完全に溶けて180度ひっくり返るのです。このような現象は、キリスト教の若い青年たちにも同じように現れます。また、他の宗教でも同じです。

 それでは、問題は何ですか。問題は原理講義を聞かない人たちにあるのです。全世界の人たちが原理講義を一度だけ聞けば、彼らの思想は崩れてしまいます。それほど強力な力を『原理講論』はもっているのです。(1998.9.21

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 次回は、「『原理講論』に対する姿勢②」をお届けします。お楽しみに!



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