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スマホで立ち読み Vol.21
『み言に学ぶ統一原理【前編】』3

光言社・文鮮明先生の『み言に学ぶ統一原理【前編】』より

 スマホで立ち読み第21弾、『み言に学ぶ統一原理【前編】』を毎週水曜日(予定)にお届けします。
 本書は文鮮明(ムン・ソンミョン)先生が統一原理について語られた内容を『原理講論』と同じ章構成でまとめたみ言集です。

※本文中、各文章の末尾にある( )内の数字は、原典『文鮮明先生み言選集』の巻数とそのページ、またはみ言を語られた日付を示しています。

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序にかえて-「原理講義」について

「原理講義」をする人の姿勢①

 再創造の役事をしようとすれば、神様のみ言(ことば)を通して相対に影響を及ぼすことのできる動機と過程の因縁を結ばなければ、実体的な再創造は不可能です。

 神様が天地を創造されるとき、原理を中心として神様が心情の主体となり、原理と一つになって対象をつくられたのです。ですから、私自身に余裕がなければなりません。講義をするときに、原理全体の骨子を考えることにすべての神経を注ぎながら、頭ばかりを使って講義してはいけません。自分の心に神様をお迎えし、神様が臨在して自分と一つになれる、そのような余裕が心の底になければならないのです。

 それがなければ、神様がどうやって活動されるのですか。講義の骨子ばかりにとらわれていてはいけません。

 ですから、講義をするときは、それらはすべて自動的に分かっている立場で心に余裕をもち、「神様は何を願われるのだろうか。このようなみ言を中心として考えてみるとき、神様がどれほど苦労されただろうか」ということを感じながら、心情が誘発されるように相対の立場に立つのです。心で神様と授受作用できる相対的基準をつくらなければなりません。

 それだけでなく、神様と一つになると同時に、相対圏が神様のみ言と主体的な神様の能力と私と一つになって再創造されることを感じなければならないのです。必ず新しくつくり直さなければなりません。つくり直すのは原理がするのですか。神様がつくり直してくださるのです。皆さんが神様の心情的な相対になれば、神様の力がそこに臨在して対象を動かすことができます。原理がそうです。主体と対象が授受作用すれば繁殖が起きるのではないですか。これが原理を活用した講義の方法です。

 再創造の役事なのですから、神様が主体になり、私が協助する足場になって授け受けする力があってこそ、繁殖して第三対象が復帰されるのではないですか。それが再創造です。それが原理観だというのです。また、それが原理講義をする人として、備えるべき姿勢です。(68971973.7.23

 皆さんが講義するときは、神様が愛するみ旨や先生がこのみ旨のために生きてきた基準があり、私たちはそのみ旨のために生きなければならない子女の立場にいるのですから、必ず天を中心として神様に祈りなさいというのです。

 何のためにこのようなことをするのでしょうか。何が目的かというと、天の人格を蘇生(そせい)させてあげ、その人格を本来どおりに再創造することです。そのためには、皆さんに心情基準がなければなりません。ですから、祈るのです。

 そして、講義の最後には、皆さんが何を講義するのかというと、必ず現在の先生の立場を一言言わなければなりません。先生の過去と現在の立場がどうだということを、常に一言話して結論を下すのです。ですから、心情的な始まりも天から、結末も天からです。天と皆さんが一つになる立場で動かなければなりません。(1572611967.4.10

 「お父様、きょうはこのような題目で講義をします」と祈るのです。そして、祈りながら講義し、神様はこのような心情をおもちになったということを感じなければなりません。神様と相談しながら講義するのです。「このみ言を中心として、あなたが必要とする対象として、きょう復活させる人は誰ですか。あなたが願い、あなたが期待する人がいれば、私が全力を尽くしてその人を逃しません」、このように祈るのです。

 「いつも私のやり方で講義する」という人がいますが、それは、伝達はできるかもしれませんが、人の命を復活させることはできません。絶対に命を蘇生させることはできないのです。ですから、先生もそうです。講義をするときは、必ず神様を中心として影響を与えることができる立場でするのです。

 このように、神様を動機として講義をすれば、疲れることがありません。講義をする時間ほど楽しい時間はないのです。死んでいた命があっという間に復活するのです。間違いなく復活します。ですから、講義以上に楽しいものはないというのです。(68971973.7.23

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 次回は、「講義する人の姿勢②」をお届けします。お楽しみに!



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