https://www.kogensha.jp

続・日本統一運動史 38
原理大修練会での御言⑤

 真の父母様が「母の国」である日本に向けて語られたみ言や、教会員たちの涙の証しなど、「続・日本統一運動史」では、1965年以降の「知らなかった」エピソードをお届けします!
 「日本統一運動史」はコチラから!

歴史編纂委員会・編著

(光言社・刊『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』より)

第四章 真の御父母様との一体化時代
五、真の御父母様の御家庭、初御来日(1967. 6. 128. 10

(5)原理大修練会(1967. 6. 176. 30、本部教会)
8. イエス路程講義後における御言(1967. 6. 24)
 「君たちのあらゆるその所有物は、自分のものじゃない。我々持っておるその物も、物自体も神の名前を通過して真なる子女の名前に、その親から分けてもらったそれ自身がその子女の所有物になる。それが復帰される。そういう過程を通過しなければ、万物の嘆きに対して応える、万物の親になれない。…この地球星は父のものである。…心もそうだし、体もそうだし、心情もそうである。あらゆるすべてが神のものだ。…神にそのまま捧げられることができたという基準が立ってこそ、地上におきましては堕落圏を超越した勝利圏が立つ。わかる?」(抜粋)

9. メシヤ再降臨準備時代講義途中における御言(1967. 6. 27
 「共産党が問題である。…まず第一に韓国におきまして共産主義に対して精神武装やらなければならない。これを徹底化させてる。…それで韓国におきましてはこういう基準を立たしたから、それを日本の方におきましても、今後のこういう問題を解決する一つの導火線を造らなければならない。

 日本は、いろいろな方面から見たら重要な位置にあるよ。…摂理上から見れば韓国と日本は、アダムとエバだ。堕落は誰がしたかというと、エバがした。エバがサタンに身売りしたよ。今のところ、そういう立場に立っておる。…だからここにおきまして、エバがエバ自身の考えで行動してはいけないというんだね。アダムと相談してやれ、というんだ。…

 日本の若者たちは何も知らずして共産党とか左翼とかの所に、烏合の衆みたいに集まって、ついて回ってるんだけどね。こういう見解におきまして我々は重大な責任を持っている。だからいま問題になるのは、共産党に対して直接我々は、正面的に理論的にその優秀性をいかなる方法で見せるかというんだね。日本も…今まではアメリカがずーっと後におったからいいんだけれど、今後こういう無防備状態では全然行かれない。いつやられるかわからない。中共がおるし、これはソ連があるし。だから日本としても、相当な計画をもって急速的にやらざるを得ないよ。」(抜粋)

10. 再臨論講義途中における御言(1967. 6. 30)
 「もしも君たちが本当の親の心をもって僕の体をもって、こういう我々の目標の通りにやると考えてみな。…(ある人が)絶壁の断崖の上に立って、今飛び込むかという間際に立っている。それを見る親の心はどうだろう。全身が針で刺し通されるようなその切迫した心境にならざるを得ないんだね。…

 人を慕う。それは、世の中の自分の恋人以上に、伝道する人たちを慕う。そしてやっと来たという時にはね、飛ぶようなその身軽さで。そして顔つきが暗かったら、胸が締め付けられるような気持ちになる。着る物もちょっと悪かったら、それがたまり切れない。それが真の親心だ。…徹夜しながら彼のために祈ってやらざるを得ない。心情的に涙ながらそういうふうに思ってやる。これは天の心情だよ、親の心情だよ。…そういうことを考えると、君たち、いいかげんに伝道した立場だ。」(抜粋)

11. 修練会終了時における御言(1967. 6. 30)
 「今までの統一教会の聖徒たちは…過去のいわゆる霊人たち、現在の自分の国家に属するその人たち、それから自分の後孫に対する責任、それを考えていないんだね。しかし、我々はこういう方面に格別なる関心を持たなければならない。…

 責任者たるもの、高い大きい責任者であればあるほど、これは供え物である。大いなる万民のための供え物であるから、万民に我を通して神の恵沢を彼らに授けるような、その中間的使命を成さずして、彼らに命令することはできない。…

 だからまず第一に祭物は存在意識を持たない。…第二に階級意識を持たない。こういう観点から、今まで君たちが責任者となってきた立場を考えてみると、君たちは謙遜であったか、傲慢であったか。何点もらったか。これを君たちに言っておく。わかる? この通りやればね、君たちの前には涙ながらについてくる。…『何だ君たち、死んだ者なのに、なぜ従わないか』とそういう心を持ったら、いつも不満である。…

 ある指導者たちは腹の中から生まれもしないその子供に対して『君、孝行せよ』と命令したがるというんだね。それが原則に違反する。君たちもそういう素質が濃厚だよ。目玉を見ても、鼻先を見ても、耳の先を見ても、口先を見ても、いっぱいみなぎっているんだよ。わかる? 今度帰ったらちょっと変わらないといけない。」(抜粋)

---

 次回は、「東京・五日市の城山での御言と和動会」をお届けします。

「日本統一運動史」の目次ページはこちらから!