2022.10.14 12:00
続・日本統一運動史 35
原理大修練会での御言②
真の父母様が「母の国」である日本に向けて語られたみ言や、教会員たちの涙の証しなど、「続・日本統一運動史」では、1965年以降の「知らなかった」エピソードをお届けします!
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歴史編纂委員会・編著
第四章 真の御父母様との一体化時代
五、真の御父母様の御家庭、初御来日(1967. 6. 12〜8. 10)
(5)原理大修練会(1967. 6. 17〜6. 30、本部教会)
2. 堕落論講義途中における御言(1967. 6. 18)
「統一教会の兄姉たちをずっと見ればね、現実においての蕩減条件ということを痛切に感ずる人は、そう多くないと思うんだね。なぜかというと、日本においては社会状態や歴史の背後が、仏教とか、神道とか、そういう関係を持っているから、キリスト教と言えば、何か隔たるような感情を持っている。生活感情に一致しないんだね。…蕩減条件というのは…適当に決めてやったらいいじゃないか、蕩減条件になるじゃないか、…そうはいかない。…それは君たちの意見であって、意見が蕩減の事実にはなれないんだね。蕩減の事実は、いわゆる歴史を通した事実であるから、その事実はどこを中心として始まったかというと、それは聖書を中心としてである。…聖書を無視して方便的にやったら、これはとんでもないことになってしまう。…
方便はいい。しかし、方便を主目的としたらどうなるか、他の所に行っちゃう。…方便の結果が大きくなった場合は、これはいかにするかというんだね。…蕩減条件は衝突圏内において一対一でなければ完全蕩減はできないよ。…それを放りっぱなしにして、適当に自分のいいままにして蕩減条件になれるという、そうはいかない。そういうふうだと、サタンが讒訴する。何一つ、蕩減条件を立たせる何の条件もない。内容もないじゃないか。逃げっぱなしで、方便でそれをやりながら、それが蕩減条件になりますか?…真理は方便じゃない。善はいつも善、悪はいつも悪である。神は善の方に立っての善なる方便は許すが、悪に立ち得る方便は絶対許さない。」(抜粋)
3. 終末論講義途中における御言(1967. 6. 19)
「伝道するには、自分の血統関係、親戚関係の人を伝道せよというんだね。それから一番信仰的な友達。そうでなければ同級生でもって生涯の友達、あの人は生命かえてやっても救ってやらなければならないという、そういう友達を12人ずつ選べ。選んで120日間、4か月間、彼らのために祈れ。1時間伝道するんだったら、1時間の3倍祈って訪問して伝道せよ。12人の名前を書いて、そして祈りながら毎日訪問して伝道するんだ。そうなると相当の影響があると思うんだね。
訪問すると最初にはブツブツ、統一教会だとか、異端者だとか、いろいろ悪口言うかも知れない。あるいは門前払いするかも知れない。それが楽しいよ、それが。それが我々の楽しみである。それが笑いの種である。…それは信仰者の肥料になる。…怒った場合には、あの人の口はどういう風にふくれたとか。目はどういう三角の目をしたとか。顔つきはどうだったとか。その印象をずーっと思いながら、自分は笑いながら帰ってくる。そこに勇士たる容姿が現れる。…それを辛いように考えるから辛いんであって、これは世界中の劇中の劇である。我々はそのスターとして、そこに一つの主人として今こういう芸をやっている。そうなんだよ。そうすると霊界の方で見て、我が方の勝利だと言って歓迎せざるを得ないよ。」(抜粋)
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次回は、「原理大修練会での御言③」をお届けします。