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霊界の実相と地上生活(55)
中流層の無形実体世界

 36家庭の李相軒(イ・サンホン)先生(1914~1997)が霊界のさまざまな事実を証しされたメッセージ、「霊界の実相と地上生活【霊界の様相編】」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。

世界平和統一家庭連合

(光言社刊『霊界の実相と地上生活』より)

第二部 天上天下の救世主・真の父母
第四章 無形実体世界(霊界論)
三 中流層の無形実体世界

李相軒先生

 神様が願われた本然の無形実体世界は上流層しかありませんでしたが、地上の人間の生ゆえに無形実体世界には様々な階層が生まれました。ここ中流層は、神様の事情と愛を体恤(たいじゅつ)しにくい所であり、人間相互間の心情と事情もよく通じない所です。ここでの生活は、地上の生活と似ています。

 ここでは、まるで地上で伝道して食口(シック/家庭連合の教会員)にするように、無形実体世界の本然の姿を悟らせる教育が実施されています。ここ中流層には、地上生活のようにいろいろな類型の生活の共同体が集まっていますが、そのような教育を受けた者と受けない者では大きな差があります。しかし、上流層の実情に関する教育が徹底的に実施されても、ここでは神様の光彩の頻度と程度が少なくて弱いため、神様と人間における愛と事情の流れ、人間同士の愛と事情の流れには、上流層のそれとは明らかな差があります。

 したがって、皆さんは前もって地上の生を整理し、神様の本質をより深く体恤できる、本然の無形実体世界に直行する生を営まなければなりません。これが最も幸せな人生です。

19991217日)

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 次回は、「下流層の無形実体世界」をお届けします。


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