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続・日本統一運動史 31
真の御父母様御一行歓迎会①

 真の父母様が「母の国」である日本に向けて語られたみ言や、教会員たちの涙の証しなど、「続・日本統一運動史」では、1965年以降の「知らなかった」エピソードをお届けします!
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歴史編纂委員会・編著

(光言社・刊『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』より)

第四章 真の御父母様との一体化時代
五、真の御父母様の御家庭、初御来日(1967. 6. 128. 10

(2)真の御父母様御一行歓迎会(1967. 6. 12、本部教会)
1. 真の御母様の御挨拶

 「皆さんに御会いする時の心情は、言葉で表現することができないような、切実なる感じが致します。心の中では皆さんと共に、いつもつながっておりましたけれど、一つ残念なことは言葉が通じないことです。このことが非常に今後の生活において問題だと思うのですが、心を通して交わる期間におきまして、親しいその一面を見いだすように努力したいのであります。言いたいことはたくさんあるのですけれど、この膨らんだ胸に躍るこの気持ちを…言い表すことができないのであります。ありがとうございました。」(日本語訳)

▲真の御母様の御挨拶(1967.6.12

2. 先生方の紹介

◇劉孝元(ユ・ヒョウウォン)協会長御挨拶
 「私が飛行場に降り立って、日本の兄弟たちの叫び声を聞いたその瞬間、夢の世界に生きているような、そういう気持ちが致しました。いつも写真によってしか相まみえたことのない久保木会長の叫びが私の耳に入った時ほど、私の胸を驚かせたことは、かつてなかったと思います。

▲劉孝元協会長

 このように日本の民族と韓国の民族の間に、民族を超越して結ばれるこの状況こそ、神が長い間見ようとしても見られなかった状況であり、その一日を目指して長い歴史をかけて待ってこられたということを考えてみるとき、この場面は、実に歴史的場面と言わざるを得ません。…自分の敵の民族に対しては、その敵対心が深刻化こそすれ、愛情に結ばれるということは絶対にできなかったということは、今までの歴史が証明するのであります。しかし我々の目の前にある状況は現実であります。…

 我々は外的力をもって屈伏させるのではなく、心情でもって父母を同じく愛する兄弟となったのであります。これはかつて自分の血統的兄弟においても感ずることのできなかったその愛情を、兄弟にあらざる中に感ずることができたというこの事実によって、我々の前には歴史的神の摂理が展開されていくのであります。」

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 次回は、「真の御父母様御一行歓迎会②」をお届けします。

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