2022.08.23 12:00
スマホで立ち読み Vol.17
『祝福家庭と神の血統』10
世界平和統一家庭連合家庭教育局/編
スマホで立ち読み第17弾、『祝福家庭と神の血統』を毎週火曜日(予定)にお届けします。
本書は、祝福と神の血統の価値を図解付きで分かりやすく学ぶことができます。祝福準備、祝福教育を進めていく前に、一度読んでおきたい一冊です。
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第一章 神様の創造理想と結婚
四、本然の家庭と創造理想の完成
このようにして縦的父母である神様と一つになったアダムとエバを、「真の父母」と呼びます。彼らは人類最初の夫婦として、全人類に神様の愛と生命と血統を相続させていく横的父母の立場に立つようになるのです。
神様は縦的な真の愛の父母であり、成熟したアダムとエバは横的な真の愛の父母です。横的な父母だというのです。縦的父母と横的父母を何で一つにするのでしょうか。90度の角度の愛で爆発するのです。爆発してそこから息子、娘が生まれ、これが家庭、氏族、民族、国家、世界に広がれば、天の人になるのです。(天一国経典『天聖経』第一篇 第二章 第三節21)
このように、アダムとエバが結婚し、絶対的な愛によって一体化したならば、次は子女を生まなければなりません。いくら理想的な夫婦であっても、その愛と理想を地上に永続させるためには、子女が必要です。アダムとエバの夫婦愛、すなわち横的愛と、神様との縦的愛が一致して子女が誕生するとき、その子女はアダムとエバの子女であるとともに、神様の子女の位置に立つのです。
ここにおいて、神様から始まった愛が、アダムとエバ、そして子女という順序で、実体的に代を経て、流れるようになります。アダムとエバが夫婦二人でいる段階では、地上に神様の愛が現れているといっても、その二人にとどまっている状態です。彼らが子女を生むことによって初めて、神様の愛が生命という形で結実し、さらに代を経ながら、地上に広がるようになるのです。親子関係を通して流れるようになるこの愛と生命の回路が、血統なのです。
その後、神様のこの血統は、アダムとエバの子孫が増えていくにつれ、自動的に相続されていきます。そして、この血統を通して、神様の愛と生命が相続されていくようになるのです。神様の血統は、このように出発するのです。
神様とアダムが一つになり、エバと神様が一つになってアダムとエバが夫婦になれば、結局、内外の夫婦のような立場に立つようになり、そこで愛し合って子女を生むようになれば、神様の直接的な血統に連結されるのです。それを結ぶのが愛です。神様が天地万物を、この世界を創造したのは、神様御自身が愛を感じるためです。神様御自身が愛そうとして創造したのです。(天一国経典『天聖経』第一篇 第三章 第二節14)
ところで、アダムとエバの場合は、成長段階において、父母の愛を無形の神様から感じるだけでした。しかし、その子女の場合はそれに加えて、実体の親としてアダムとエバがおり、生まれた時から愛の心情関係が結ばれています。すなわち、神様と一つになったアダムとエバの、絶対的な愛の圏内、平和な愛の垣根の中で育つようになるので、たとえ未完成期であっても、堕落することはあり得ないのです。そのような中で、アダムとエバの子女も血統を通して、神様の愛を自動的に相続するようになっているのです。
こうして、神様から出発した愛が、アダムとエバを通して子女に伝達され、神様、アダム・エバ(夫婦、父母)、子女が神様を中心とした愛の関係で結ばれてこそ、理想家庭が成立するのです。これが四位基台の完成です。神様の創造理想の完成とはすなわち、この家庭理想を完成することでした。四位基台として完成したこの家庭を基地として、神様の永遠の愛の理想が被造世界に展開されていくようになるのです。
神様の創造理想は、アダムとエバを中心とした四位基台を完成することです。四位基台の完成は、神様の創造の側面から見るとき、み旨の完成です。四位基台を完成しようとすれば、完成したアダムと完成したエバがいなければなりません。そのように完成した女性と男性が一つになり、完成した子女を繁殖したならば、創造理想の完成実体となり、人間完成圏が成し遂げられるのです。そうして、神様の創造理想が実現されるというのです。完成したアダムとエバ、子女が神様を中心として四位基台を造成し、神様の愛と連結されることによって、すべての創造理想が実現されるのです。(天一国経典『天聖経』第十二篇 第三章 第五節55)
また、無形なる神様が有形なる被造世界を愛するためには、神様御自身も有形の体を持つ必要があります。その体として創造されたのが人間ですから、完成したアダムとエバの実体をまとって、神様は被造世界を愛していくことになります。逆にいえば、すべての被造物は、アダムとエバを通して、神様と愛の関係を結ぶことになるのです。
アダムとエバを中心として霊肉両面の世界を、すなわち無形実体世界と有形実体世界を主管することが神様の人間創造の目的です。
したがって、一つの人格的な神様として現れることを示すために、神様はアダムとエバという実体と関係を結ばなければなりません。アダムとエバの完成とともに神様の形状完成、すなわち形が完成するのです。神様はアダムとエバを造られる時、その形態、人相、人格などが、無形世界の中心にいる神様のような姿にならなければならないという考えをもっていらっしゃいました。形がなければ形の世界を主管することはできないのです。(天一国経典『天聖経』第一篇 第三章 第二節11)
神様によって創造されたすべての被造物が、アダムとエバを通して、神様と絶対的愛の関係を結ぶようになるとき、それがすなわち、神様の創造理想世界の完成となります。絶対的な愛を中心として、神様も、人間も、天使も、万物もみな、完全に一体化するのです。
ここにおいて、愛を完成した家庭なくして、神様の創造理想が成就できないことは言うまでもありません。そして、家庭理想は正しい結婚なくしては不可能ですから、アダムとエバの結婚と、神様の創造理想の完成は、一体不可分の関係にあるといえるのです。
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次回は、「本然の男女の愛と結婚の意義」をお届けします。お楽しみに!