至誠感天 家和万事成 174
民族を同情する心で祈祷

 今日も「一日の出発のみ言」をお届けします。

(光言社・刊『至誠感天 家和万事成』より)

第三章 信仰生活の四大指針

第三節 献金生活の生命化

(一)真のお父様の万物観③

 1960年代、先生がたくさんのお金を使わなければならないとき、お金が一銭もありませんでした。だからといって、「お金がない」という話はしませんでした。「献金しなさい」という話もしませんでした。ひとえに神様に精誠を尽くしたのです。民族に恨(ハン)が宿ることを心配し、「お父様、この民族をお赦(ゆる)しください。私が今後、受けるべき試練と苦痛は、これより数十倍残っていますが、私が受ける試練と苦痛は何でもありません。これからこの民族が、このような経済問題のために、世界に手を広げて物乞(ものご)いをする乞食(こじき)の立場になってはいけないではないですか」と言いながら、自分を同情する前に民族を同情する心で祈祷したのです。(331781970.8.11

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 明日は、「精誠を台無しにしない」をお届けします。