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スマホで立ち読み Vol.17
『祝福家庭と神の血統』4

世界平和統一家庭連合家庭教育局/編

(光言社・刊『祝福家庭と神の血統』より)

 スマホで立ち読み第17弾、『祝福家庭と神の血統』を毎週火曜日(予定)にお届けします。

 本書は、祝福と神の血統の価値を図解付きで分かりやすく学ぶことができます。祝福準備、祝福教育を進めていく前に、一度読んでおきたい一冊です。

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序章
三、神の血統を守るという意味

 本来、祝福結婚を通して神様の血統として生まれた子女には、やはり祝福結婚を通して、神様の血統を後代に継がせていく以外の道はありません。真の父母様は、このように語っていらっしゃいます。

 二世教育で父母様が強調したことは、今まで暮らしてきたすべての習慣性を忘れてしまいなさいということです。統一教会から始まって、統一教会の伝統を受け継ぎ、習慣化しなければなりません。父母様と神様を中心として習慣化しなければならないのです。

 二世たちが祝福も受けず、自分の好きなようにしようとしたならば、再び戻ってこなければなりません。統一教会から抜け出して結婚することはできません。イスラエルには、淫行を行えば、石で打ち殺すという法がありました。今後、それ以上の恐ろしい時代が来るかもしれません。(1986109日、マルスム選集148213頁)

 このように、真の父母様は明確に、祝福子女たちが行くべき道を示してくださっていました。しかし、現実問題として、祝福結婚をせずに教会を離れ、一般結婚をする二世たちが出てくる状況を深刻に捉えられた真の父母様は、身もだえされながら、その救いの道を開いてこられたのです。

 ここで改めて、本書において「神の血統を守る」という言葉の意味を明確にしておきます。この言葉は、広く捉えれば、神様の血統の価値を深く理解した上で、それを守るために、神様と真の父母様の願いに従って生きることを意味します。すなわち、単に堕落行為をしないというだけでなく、それにつながり得る一切の要素を分別し、自らを霊的、肉的に清く守りながら、ために生きて、天に喜びをお返ししていくことを意味するのです。「神の血統を守る」とは本来、そのような生活姿勢を指していう言葉です。ただ、焦点を明確にして説明するために、あえて狭義の意味で定義するならば、「神の血統を守る」とは、以下のような意味になります。

 まず、祝福結婚を通して神様の血統に接ぎ木された家庭で生まれた子女にとっては、結婚前まで、性的関係を持つことなく過ごすこと(純潔を守ること)を意味します。一度でも祝福結婚と関係のないところで性的関係を持てば、神様との血統関係が切れ、サタン圏に落ちることになるので、その時点で血統を汚したことになります。その場合、天の特別な恩赦がない限り、いかなる形であっても神様の血統を取り戻すことはできません。

 また、このように祝福結婚と関係のないところで性的関係を持つことを、神様の血統を持っていながらそれを失ったアダム・エバの失敗を繰り返したという意味で、「再堕落」といいます。

 さらに、たとえ結婚前まで純潔を守ったとしても、祝福子女が神様と真の父母様の公認する祝福結婚式に参加しないで結婚し、夫婦となった場合は、やはり神様の血統を失うことになります。もし、人間始祖のアダムとエバが堕落せずに、神様を中心として結婚して真の父母となっていれば、そこから生まれてくる子女はすべて、その真の父母(アダム・エバ)が主管する結婚式を通して結婚するようになっていました。そこから外れることはあり得なかったのです。それゆえ、真の父母様による祝福結婚を通して生まれてきたすべての祝福子女は、やはり真の父母様が主管される祝福結婚式を通して結婚してこそ、神様の本然の血統を継承させていくことができます。そこから外れてしまえば、それはもはや、神様を中心とする結婚ではなくなり、神様の血統でもなくなってしまうのです。

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 次に、一世をはじめ、既に祝福結婚をした夫婦においては、その祝福結婚によって与えられた夫婦の間においてのみ性的関係を持つことが、神様の血統を守ることになります。夫婦のどちらかでも、不倫や浮気などをして他の人と性的関係を持つことは、再堕落となります。

 また、祝福結婚をした夫婦のもう一つの使命として、そこから生まれてくる祝福子女が純潔を守り、同じように祝福結婚を受けるところまで導くことが挙げられます。

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 次回は、「真の父母による恩赦」をお届けします。お楽しみに!

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