2018.06.05 17:00
シリーズ・「宗教」を読み解く 18
摂理歴史の三時代
ナビゲーター:石丸 志信
「この三つの宗教(ユダヤ教、キリスト教、統一教会)は、神の摂理からみれば三人の兄弟です」というとき、この三つは、まるで、タスキをつなぎながら走ってきた駅伝選手のようだ。
一つのゴールに向かって、ユダヤ教が走り抜けた領域があり、その先にキリスト教が進み出て、彼らが踏み越えることのできなかった道を駆け抜けてゴールを目指した統一教会だった。全行程を合わせてみると六千年の復帰摂理歴史となるのである。
文鮮明総裁は、次のように語っている。
「人類歴史を見ると、旧約時代、新約時代、成約時代、このように三時代があります。旧約時代までは、祭物を犠牲にして子女を救う時代です。神様の息子が来る準備をするのです。新約時代はイエス様が祭物となって父母を迎える時代です。ですから、再臨時代を迎えて新郎新婦を立て、父母を迎えるための準備をしてきました。成約時代に先生が中心となり、真の父母という名をもって今まで四十年間以上苦労してきたのは、神様を地上に迎えるためです。そうして、神人一体となるのです」(『天聖経』第一篇、第四章第二節11)