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続・日本統一運動史 15
三笠宮殿下、笹川良一氏との会見/歓送会

 真の父母様が「母の国」である日本に向けて語られたみ言や、教会員たちの涙の証しなど、「続・日本統一運動史」では、1965年以降の「知らなかった」エピソードをお届けします!
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歴史編纂委員会・編著

(光言社・刊『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』より)

第四章 真の御父母様との一体化時代
一、真の御父様、21年ぶりの御来日(1965. 1. 282. 12

(17)三笠宮殿下、笹川良一氏との会見
 210日午後2時に真の御父様は羽田に到着され、直ちに本部に戻られて着替えをされ、三笠宮殿下との会見に臨まれました。
 翌11日午後5時に笹川良一氏と会食され、午後8時半、本部に帰られました。

18)歓送会(1965. 2. 11
 2月11日、夜9時より南平台の大ホールにて真の御父様御一行の歓送会が行われました。
 「大先生も東京を振り出しに、日本全土を巡り、15日の短い期間であったけれど、私にとっては非常に長い忘れられない印象を受けたと述懐され、私が去ることについて慰めなければならない立場だけれど、復帰の路程では慰めてやったら失敗する。戦いはまだ終わっていない。したがって慰めるより叱咤しなければならない辛い立場に立っている、とその愛の深さを示され、和気あいあいたる雰囲気の中に我々が今後肝に銘ずべき重要なお言葉を…残された。」(『成約新聞』特集号、1965. 3. 15付より)

1. 御言『万民に必要とされる者となろう』(1965. 2. 11
 「この国に力強い男があれば、これを引っ張って太平洋を越える男はいないか。力強い男があれば、この島を全部大陸の真ん中に運ぶ男はいないか。それよりも一億の人々…それを誰一人残らず投網にかけて一億全部を引き上げてみる力強い男はいないか。…神は誰もまだ占領していない。…日本も理想国家という基準において占領されていない。…誰一人神を占領した男はないということを思うときに、男なら決心をして、あらゆる犠牲を払っても、これを一つ占領してみようという、そういう気前の男がいればいい…。

 日本的以上でなければ、神は必要としない。君たちは日本人に違いないけれども、日本人の中の日本的では必要としない。…30億人類を神は必要とする。…本当の日本人として、最高の価値(ある)…位置に立ち得る日本人として認められるか、それを反省しなくてはならない。…我を乗り越えて…何千何万何億を後において足を踏まえ、これ以上の愛をもって日本を愛したものはないという男が現れるなら、過去・現在・未来を押し分け、その愛する心は歴史的であり、世界的であり、天宙的であるという自信を持ちなさい。その人は神を占領する。」(抜粋)

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 次回は、「アメリカへ出発」をお届けします。

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