2022.05.06 12:00
続・日本統一運動史 12
福岡
真の父母様が「母の国」である日本に向けて語られたみ言や、教会員たちの涙の証しなど、「続・日本統一運動史」では、1965年以降の「知らなかった」エピソードをお届けします!
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歴史編纂委員会・編著
第四章 真の御父母様との一体化時代
一、真の御父様、21年ぶりの御来日(1965. 1. 28〜2. 12)
(12)福岡(1965. 2. 5〜6)
「歴史的瞬間を迎えるだけに緊張感もまた隠せない。『複雑な心境!』と竹内みつゑ(現 長谷川)地区長の感想であった。19時42分列車到着の予告を受ける。御到着! …ゆったりとした暖かい御手で固く握手して下さる。…午後8時、休憩の時間を惜しまれ、早速講話をされる。『行きたいところ、会いたい人、住みたいところ』と題して、人類が求める真の姿、真の故郷、そしてそこに行かんとする我々の歴史的使命、持つべき決意等について約1時間半にわたって語られた。夕食後12時頃より和動会に入り、大先生は韓国の歌を5、6曲も歌われ、終了したのは2時頃であった。…
6日、兄姉と福岡最後の食卓をとられた後、聖地決定のため、西公園に向かう。片手に市内全域を見下ろし、片手に博多湾を望む風景の美しいところである。…出発数分前、すべての兄姉に力強い握手をされ、悠然と機上の方へ歩まれる。振り返り、振り返り兄姉の見送りに応えられる。タラップを上り、機上からも手を振って下さっている。11時5分、2日間の福岡滞在を終えられた。」(『成約新聞』特集号、1965. 3. 15付より)
1. 御言
『行きたいところ、会いたい人、住みたいところ』(1965. 2. 5)
「故郷を持つということは、父母の心情の因縁でそこに生まれたという意味でなければならない。真の親が初めて見た世界、真の親が初めて聞いた音、真の親が初めて生活したものを始めとして、それに続いて我々が見たり聞いたり携わったり、生活するその地が本来の故郷である。…そこが我々が行かなければならないところである。
その次、『会いたい人』。この地上において一番会いたい人は誰か。それは再臨の主だというのです。再臨の主は真の親という立場で来られる方である。…再臨主は初めに…親として来られない。この地上に真の兄さんがいない。だから真の兄さんの使命をして、それで数多くの弟を育てて、それで『こういうふうな生活、こういうふうな心情を持った人が真の兄さんだから…人類に対して、こういうような兄さんの代わりのつもりでやってくれ』。そういう使命を全うする…兄さんが欲しいというんですね。君たちは会ったことがありますか?それは会わなくてはならない。…再臨主は兄さんの時代を通過して、花婿の時代を通過して、そうして真の親の道に立たなければならない。だから我々はその方と会わなければならない。…
『住みたい(ところ)』。住むにはどうするのか。…神の喜ばれる数多くの家庭が…国境を越え…人類が共に喜べるその住まいに住みたい。…生活圏内の感覚が平面的生活上におきまして、共に感知し得る生活をしなければならない。…世界の果てに…肉身が離れていても、それらが持っている目的と…生活観と…宇宙観と…すべての感情観…というものは同じだ! そういう生活をするその人たちが共に愛し、共に住まう人である。…そういう生活を地上でやるならば、その方は永遠のふるさとにおきまして…永遠の栄光を共に受けられるというんですね。
これは日本に来て一番重要な話ですよ。この地が、神が誉めたたえる故郷の一角となるように、どうぞよろしく。そうするには君たちの汗と血と涙が限りなく流されなければならない。そして福岡は地が良い。祝福を受けた。…国家建設の時には重大なる功労功績を残した地名を汚すな。本部を東京より福岡に置くのを願っているかもしれない。伝統を作れ。皆、東京に来い。」(抜粋)
2. 揮毫
「東園聖光之地」
「萬民拜服福岡」
3. 福岡の聖地決定
(2. 6 西公園内)
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次回は、「御聖誕日前夜祭/御聖誕日」をお届けします。