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霊界の実相と地上生活(34)
天国

 36家庭の李相軒(イ・サンホン)先生(1914~1997)が霊界のさまざまな事実を証しされたメッセージ、「霊界の実相と地上生活【霊界の様相編】」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。

世界平和統一家庭連合

(光言社刊『霊界の実相と地上生活』より)

第一部 霊界の実相と地上生活
第三章 原理から見た霊界の暮らし
十七 天国

李相軒先生

天国
 天国とは簡単に言えば、個人主義、自己中心主義でない人たちが集まった所です。相手のために生きようとする心、無限に与えようとする心が充満した、共生、共栄、共義主義の世界だと言うことができます。

地獄
 地獄とは、自分の事情と、自分のことだけに執着する人たちが集まった所です。このような性向を持った人間たちが行く世界が地獄なのです。

永遠の世界
 一般的に、地上人の大部分は、人生の理想を、ただ肉身の快楽を追求することに置いています。それゆえ、神様が分からない人たちの地上生活は、地獄行きの修羅場になりやすいのです。永遠の世界は、誰もが避けることができない道なので、永遠の世界に比べて短い地上生活を、一日一日点検しながら、人生を終えるべきです。

 永遠の世界の規範には、地上生活のような事情は通じません。事情というものが全くない所です。李相軒が地上人を助けたいというのは、このような事実を伝達することです。それが最高の贈り物だと思います。永遠のために瞬間を愚かに生きる者になるなと、頼んでまた頼みたいだけです。これが真の父母様の前に孝行する道です。霊界の整理が複雑になるためです。

天国は永遠に幸福な所
 天国は、神様を中心として、仲間同士が互いに愛で一つになった所です。ここには、背の高い者も低い者も、顔の良い者も醜い者も、大統領を務めた者も守衛を務めた者も、金持ちも貧乏人も、多く学んだ者も学べなかった者も、互いの人格を尊重し、いつも謙虚で、いつも温和で、いつもほほえみながら暮らしていく所です。何の困難も、うらやましさもない、永遠に幸福な所です。

199789日)

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 次回は、「統一霊界圏」をお届けします。


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