2022.04.30 17:00
霊界の実相と地上生活(34)
天国
36家庭の李相軒(イ・サンホン)先生(1914~1997)が霊界のさまざまな事実を証しされたメッセージ、「霊界の実相と地上生活【霊界の様相編】」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
世界平和統一家庭連合
第一部 霊界の実相と地上生活
第三章 原理から見た霊界の暮らし
十七 天国
天国
天国とは簡単に言えば、個人主義、自己中心主義でない人たちが集まった所です。相手のために生きようとする心、無限に与えようとする心が充満した、共生、共栄、共義主義の世界だと言うことができます。
地獄
地獄とは、自分の事情と、自分のことだけに執着する人たちが集まった所です。このような性向を持った人間たちが行く世界が地獄なのです。
永遠の世界
一般的に、地上人の大部分は、人生の理想を、ただ肉身の快楽を追求することに置いています。それゆえ、神様が分からない人たちの地上生活は、地獄行きの修羅場になりやすいのです。永遠の世界は、誰もが避けることができない道なので、永遠の世界に比べて短い地上生活を、一日一日点検しながら、人生を終えるべきです。
永遠の世界の規範には、地上生活のような事情は通じません。事情というものが全くない所です。李相軒が地上人を助けたいというのは、このような事実を伝達することです。それが最高の贈り物だと思います。永遠のために瞬間を愚かに生きる者になるなと、頼んでまた頼みたいだけです。これが真の父母様の前に孝行する道です。霊界の整理が複雑になるためです。
天国は永遠に幸福な所
天国は、神様を中心として、仲間同士が互いに愛で一つになった所です。ここには、背の高い者も低い者も、顔の良い者も醜い者も、大統領を務めた者も守衛を務めた者も、金持ちも貧乏人も、多く学んだ者も学べなかった者も、互いの人格を尊重し、いつも謙虚で、いつも温和で、いつもほほえみながら暮らしていく所です。何の困難も、うらやましさもない、永遠に幸福な所です。
(1997年8月9日)
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次回は、「統一霊界圏」をお届けします。