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シリーズ聖歌

 世界平和統一家庭連合の「聖歌」を、第一部1番から順にご紹介してまいります。

 今回は、聖歌の第一部67番「主と共に生く」をお届けします。

 この歌は歌い込んでいくと非常に霊的な力強さが感じられ、ぐんぐん盛り上がる勢いがあります。

 1976年の聖歌編纂(へんさん)に合わせて作詞・作曲されました。

 この歌の理解を深めるために、「主によって新たに生まれる」という歌詞を中心に説明してみたいと思います。

 パリサイ人の一人でユダヤ人の指導者のニコデモにイエスは「だれでも新しく生れなければ、神の国を見ることはできない」(ヨハネによる福音書 第33節)と言われました。

 新しく生まれるという言葉は、ニコデモにとって理解できないものでした。「もう一度、母の胎にはいって生れることができましょうか」。ややムッとしたようなニコデモの問いに、謎のようなイエスの答えがあります(ヨハネによる福音書 第345節)。それは霊的重生(新生)のことです。

 これはキリスト教の奥義につながる、意味の深い言葉なのです。

 「新しく生まれる」とは、どういうことなのでしょう。これは自分で何かを決意して気持ちを新しくすることとは違います。そこには、今までと全く違うものがあるのです。

 ヨハネの第一の手紙では、それを愛であるといっています。

 「わたしたちは、兄弟を愛しているので、死からいのちへ移ってきたことを、知っている。愛さない者は、死のうちにとどまっている」(ヨハネの第一の手紙 第314節)

 主による重生とは、神の子、神の性質にあずかるものとして、神の愛を体得するものとして生まれ変わることです。

 さらに私たちの迎えたこの希望の成約時代は偽りの父母・サタンから真の父母の子女として重生する素晴らしい時なのです。

 喜びと感謝を数えながら生活していきましょう。

(参照:『聖歌のめぐみ』)


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