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シリーズ聖歌

 世界平和統一家庭連合の「聖歌」を、第一部1番から順にご紹介してまいります。

 今回は、聖歌の第一部63番「山に育む」をお届けします。

 この曲は、聖歌全曲の編曲を担当した東京芸術大学作曲科卒の伊地知(いじち)元子さんによって作曲されました。

 1976年に作られ、今日まで長く愛されてきた聖歌です。

 皆さんも歌う機会が多くあったのではないでしょうか。私(Blessed Life編集部員)も、小中高生期に礼拝などでたくさん歌った記憶があります。

 かつては創造原理、特に第一節の講義が終わった後に必ずと言っていいほど歌っていた聖歌だそうです。

 歌いながら、講義を通して感じた被造世界に宿る天の父母様(神様)の愛をさらに深く感じていったとか。

 故・柳光烈(ユ・グァンヨル)先生は「草創期の頃は、歌うことが祈りでもありました」と語ったことがあるそうです。

 私も韓国に留学していた時、歌は祈りだという言葉を何度も聞きました。

 この「歌」には「天をたたえ賛美する心で歌う歌」という意味があるのではないかと思います。天をたたえ賛美する心で歌う歌は祈りだ、ということです。

 原理講義を通して天の事情や心情を知ったからこそ切実な心で歌う(祈る)ようになり、そのような心で歌った(祈った)からこそ、講義の内容がさらに深く胸に迫ってきたのではないでしょうか。

 み言や説教を聞き、高まった心情のままに天に歌(祈り)をささげ、さらにその歌(祈り)によってみ言や説教の恩恵が深まる。とても素晴らしい相乗効果です。

 歌はまさに、私たちの心を天とつなげるための天の父母様からの贈り物ですね。


 他の聖歌もYouTubeU-ONE TVチャンネルの再生リスト「聖歌」からご視聴いただけます。