2022.04.19 17:00
シリーズ・「宗教」を読み解く 214
宗教統一と世界平和⑬
「神の下の一つの家族」理想実現に向けて
ナビゲーター:石丸 志信
1991年8月に「世界平和宗教連合」と「世界平和連合」を創設された文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁は、次のように述べている。
「今まで体の世界が心の世界に影響を及ぼしてきましたが、今からは心の世界が体の世界に影響を及ぼさなければなりません。心の世界が体の世界に影響を及ぼすことのできる新しい時代が来ます」(『真の父母経』第11篇、第2章、第2節 1287ページ)
人間始祖の家庭で起こった問題が世界的に拡大した今日の世界に、神様の願う平和をもたらすため、文総裁夫妻は、まず宗教(心)を一つにして、一つとなった宗教界が政治(体)に影響を与え得る組織形態を整えた。
それが、1999年2月6日に創設された「世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)」だ。
この時、文総裁は宗教人に対して、現代社会の諸問題を解決するために十分な指導力を発揮できなかったことを反省すべきであると指摘している。
その上で、「神様は、世の中の不義と罪悪に挑戦し、真の愛を施すべく宗教指導者を召命しているのだ」と力を込めて呼びかける。(『平和経』第9篇、12「世界平和実現の時代を大きく開きましょう」参照)
それは、文総裁が「宗教指導者たちの道徳的ビジョンと模範となる生活が、天上世界、すなわち『あの世』にだけ向かうのではなく、『この世』で真の幸福と永続する和平の道を教育しながら、世の中の光とならなければならないと確信」(『平和経』第9篇、12「世界平和実現の時代を大きく開きましょう」1389~1390ページ)するからだ。
文総裁夫妻は、3000年紀の幕開けを前に、「神の下の一つの家族」理想実現に向けた動きを加速させることになる。
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