2022.04.09 17:00
霊界の実相と地上生活(31)
人間は神様の子女/神様の喜びと愛
36家庭の李相軒(イ・サンホン)先生(1914~1997)が霊界のさまざまな事実を証しされたメッセージ、「霊界の実相と地上生活【霊界の様相編】」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
世界平和統一家庭連合
第一部 霊界の実相と地上生活
第三章 原理から見た霊界の暮らし
十四 宇宙主管と神様の愛
人間は神様の子女
神様は、人間を子女として創造されましたが、その子女が神様の懐の中に帰ってこず、遠く彷徨(ほうこう)するとき、子女に対するやるせない心情を捨てることができませんでした。そうして、(万物を通して)間接的に主管されるときがありました。それは、万物を眺められ、慰めを受けて耐えてこられたということです。神様は子女である人間が万物の前に主人公として現れるときに喜ばれるのです。
神様の喜びと愛
美しい善男善女が、神様の前に現れて、神様に喜びと栄光をお返しするとき、周囲のすべての万物が和合するその姿を眺められる神様は、これらの万物はすべてお前たちのものだといって祝福なさろうとしました。
一筋の燦爛(さんらん)たる光が、万物と受け答えします。そのように美しい世界の主人公が、まさに人間であることを再び確かめられます。そして、思いきり楽しめと祝福してくださいます。そのように、祝福された善男善女が、周囲を歩いていけば、すべての草木は、ひらひらと踊りを踊ります。
人間は、ピーピー、チュンチュンさえずるいろいろな鳥たちの受け答えする声、風の中から聞こえてくるメロディー、形容できない香りなど、華麗で恍惚(こうこつ)の中で神様の愛を感じるのです。それゆえ、神様の真心のこもった愛の表現が、我々に与えられた被造世界であるので、被造世界の主人公として神様に対する愛を喜んでお返しすべきです。
(1997年8月8日)
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次回は、「完成した人間は神様の相続者/神様と共に生きていく者」をお届けします。