https://www.kogensha.jp

霊界の実相と地上生活(28)
本然の愛/神様の前に出る本然の夫婦の姿

 36家庭の李相軒(イ・サンホン)先生(1914~1997)が霊界のさまざまな事実を証しされたメッセージ、「霊界の実相と地上生活【霊界の様相編】」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。

世界平和統一家庭連合

(光言社刊『霊界の実相と地上生活』より)

第一部 霊界の実相と地上生活
第三章 原理から見た霊界の暮らし
十一 本然の愛と本然の夫婦の姿

李相軒先生

本然の愛
 エデンの園で、アダムとエバが互いに愛するとき、神様が美しく御覧になるように創造されました。ですが、人間の堕落により、神様はそのすべての愛を失ってしまわれました。したがって、神様の恨(ハン)を慰め、喜びを再び取り戻してさしあげるべき責任が人間にあるのです。本然の愛とは、既に真の愛の主題で論じましたから、ここでは本然の愛の姿を列挙しようと思います。 

①神様を中心とした夫婦の愛
②神様を中心とした子女の愛
③神様を中心とした真の愛

 神様を中心とした真の愛がすなわち本然の愛です。

神様の前に出る本然の夫婦の姿
 本然の真の愛を成した者が天国に来るときは、どのような姿で神様に会うのでしょうか。

 地上で新郎新婦が美しいドレスを着て結婚式場に入っていくように、この国、霊界に来るのです。神様が迎える新郎新婦は、あまりにも美しく、我々が地上でよく考えるように、天から天使が降りてくるような幻想に浸りながら、善男善女が、美しいメロディーの中できらびやかな光を受け、神様の前に進んでいき、敬礼を捧げます。そして、燦爛(さんらん)たる光彩の中で、夫婦二人が愛するのです。二人が愛する姿は、光の世界で一つになり、目がまぶしいほどです。その光の中で神様は、一筋の光のような愛でお包みになり、喜ばれるのです。

 夫婦が一緒に霊界に来るのでなければ、どのように愛するのか分かりません。そこで先に霊界に来ていた妻が夫を迎えて神様の前に出ていきます。これは、李相軒が神様の前に出ていった姿を紹介したのです。「エデンの園で成したかった神様の本然の愛がこれだったな」という思いがしました。

199787日)

---

 次回は、「相対性原理の基本/相対性原理から見た本然の夫婦の暮らし」をお届けします。


◆「霊界の実相と地上生活【霊界の様相編】」を書籍でご覧になりたいかたはコチラ