2022.03.19 22:00
私の心の中にいる神様 113
夫の目が優しくなりました
良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
毎週土曜日に配信予定です。
夫の目が優しくなりました
自己牧会プログラムに取り組む中で、夫に対する囚(とら)われから解放され、苦しみから解放されました。
感謝しかありません。
私は1983年に伝道されました。結婚して2年目のことでした。
以来、夫にはずっと、一緒にみ言を学んでほしいと懇願してきましたが、拒否され続けました。
そのつど、夫に対する恨みが強くなり、積み重なっていったのです。
やがて私は夫に対して無言の抵抗をするようになりました。
そんな私に夫はいら立ち、手を上げ、足で蹴り、物を投げました。家の壁には無数の穴が空きました。
この地獄は40年続きました。
そんな私が自己牧会プログラムのワークを学んで、「このままではいけない」と思うようになったのです。
それまで寝室は夫が一階、私が二階と、別々でしたが、思い切って一緒にしました。
夫は二階にも聞こえるくらい大きないびきをかくのですが、そのいびきも、「真の愛を中心として聞かせてください」と祈ると、気にならなくなりました。
すると、私の前では決して笑うことのなかった夫が、声を出して笑うようになったのです。
以前は、私が話し掛けると、目をクッとつり上げ、「コイツ、また何か言い出すのか」と構えていたのですが、今ではその目も優しくなりました。
あの地獄のような日々を思うと、考えられない変化です。
でも夫が変わったのではありません。私が夫に対する囚われを下ろしてみたら、それまで気付かなかった幸福が見えてきたのだと思います。
私が「悪い夫」をつくり出していただけだったのです。
天国は足元にあったということです。
このことに気付けたのは、自己牧会プログラムのおかげです。
最近夫に、「結婚に対して願いとか希望を持っていましたか?」と尋ねてみました。
すると、「持っていたが、全てかなっている」という返事でした。
私は胸がいっぱいになり、「思いどおりにならなくて、八つ当たりしていたんです。ごめんなさい」と謝りました。
夫は「何のこっちゃ」と、きょとんとしていましたが、「いいの、私が『ごめんなさい』を言いたかったから」と答え、「これからも仲良く、よろしくお願いします」と伝えました。
そう口に出して言うことができて、心から安堵しました。
夫と共に幸せになりたいと思っています。
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次回は、「お便り&コメント」シリーズ⑱「当たり前のことに感謝するとは?」をお届けします。