私の心の中にいる神様 112
「お便り&コメント」シリーズ⑰
夫がお酒をやめられません

 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、本然の自分を取り戻していくことができます。
 今回は、「自己牧会プログラム」事務局に寄せられたお便りと、それに対する同事務局からのコメントをご紹介しましょう!

 夫がお酒をやめられず、困っています。
 自己牧会プログラムで「全てを受け入れて感謝する」と教えられ、そうできるよう努力しています。

 でも時に、「受け入れていいのか、お酒はいけないことなのだから、本当は受け入れてはいけないのではないか」という迷いが生じ、苦しい日々です。
(韓国在住日本人女性 50代)

 大変な闘いの中、それでもあなたは感謝して受け入れようと努力しておられます。
 あなたがしていることが最善です。それしかありません。

 「お酒をやめられない」のは一つの病気です。責めてもどうしようもありません。温かい心でご主人を見つめてあげてください。

 大切なのは、「こういう夫だから、自分は不幸だ」と決めつけないことです。
 受け入れながら、たくさん感謝できることを探し出してください。

 委ねて幸福に生きていくには、受け入れ難いものをも受け入れなければならないことがあると思います。

 「お酒を飲むのは間違っていることなのに、受け入れていいんですか?」

 こう思うかたもいるでしょう。
 それは無理からぬことです。よく分かります。

 でも、まずは、頭であれこれ考える前に良心に尋ねてみてください。
 良心からは、時に、自分の常識とは全く反対の答え、思いもよらない答えが返ってくることがあります。

 すると、「こうでなければならない」という考えがガラガラと崩れていき、自分が無になります。
 その結果、「こうした方がいい」「こういうことができる」という気付きが与えられるようになるのです。

 「ああ、こういうことに気付くために与えられた環境だったのだ」と思えれば、最高ですね。

 私たちはしばしば、良い悪いを判断しては苦しみをつくっていますが、それは堕落世界の影響を受けた価値観での判断です。

 神様はそんな中でも愛を持って見つめてくださり、導いてくださっています。
 そこにあるのは神様の不変の愛だけなのです。

 全てを受け入れて否定するものがなくなったら、心が平安になり、委ねることが可能になります。
 委ねるとは、良い悪いを判断する価値観を下ろすことです。

 神様は、私が悪いと思う状況の中でも共にあります。そのことを感じたら、解放され、天国を感じながら過ごしていくことも可能になるのではないかと思います。
 自分の目ではなく神様の目で見つめる訓練をしていけば、必ず道は開かれます。

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☆自己牧会プログラム事務局☆

【メールアドレス】
wakuwaku150830@gmail.com

【ウェブサイト】
https://ワクワクセミナー.com/

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 次回は、「夫の目が優しくなりました」をお届けします。


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