私の心の中にいる神様 111
「手を離すことはできない」

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

「手を離すことはできない」

(女性 70代)

 私には、真のお父様(文鮮明〈ムン・ソンミョン〉総裁)の自叙伝紹介のはがきを通して出会った伝道対象者がいます。

 幼い頃から母親と一緒にキリスト教会に通っていたクリスチャンで、50代の男性です。出会って4年近くになりますが、ずっと、週1回は教会に学びにきてくれています。

 ところが、一向に真の父母様を受け入れてくれる気配がありません。

 私はこの期間、彼に真の父母様をメシヤとして証しし、祝福を授かってくれるよう願ってきました。
 ですが、目立った進展がなく、「喜んで通ってきているのに、なぜ?」と、もどかしい思いが募るようになったのです。

 ある時、限界を感じて、良心に「どうしたらいいでしょうか」と尋ねてみました。
 答えは、「手を離すことはできない」でした。

 考えてみれば、4年の間、週1回、学びにきてくれているということ自体、すごいことです。
 そのことに気が付いたら、メシヤを受け入れられなくても、私のことは受け入れてくれているんだ、信頼関係は築けているんだと、前向きに捉えることができるようになりました。

 すると、教会のかたから、「米国の著名な牧師たちが祝福を受けている内容なんかも紹介したらいいね」といった知恵も与えられるようになり、ケアの方法も進展しました。

 最近、彼のことを思う心が足りなかったなと感じたので、良心に「彼の話をもっと聞き、彼のことをもっと知るように努力します」と伝えると、「それでやってくれ」と言われました。
 良心の励ましで、継続して交流していく勇気が湧いてきました。頑張ります!

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 次回は、「お便り&コメント」シリーズ⑰「夫がお酒をやめられません」をお届けします。


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