私の心の中にいる神様 114
「お便り&コメント」シリーズ⑱
当たり前のことに感謝するとは?

 真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、本然の自分を取り戻していくことができます。
 今回は、「自己牧会プログラム」事務局に寄せられたお便りと、それに対する同事務局からのコメントをご紹介しましょう!

 自己牧会プログラムでは、「目の前にある当たり前のことに気付き、感謝しましょう」と教えています。
 そうは思っても、感謝できないことが多過ぎて、難しいです。
 具体的にどうしたらいいのか、教えてください。
(女性 50代)

 私たちは「当たり前のこと」に囲まれて生きています。
 例えば、帰る家がある、夫(妻)が生きている、家族がいる、食べる物がある……。全て当たり前のことかもしれません。

 でもそれがどれほどありがたいことか、夫(妻)が元気だったら、親が元気だったら、子供が元気だったら、意外に気が付かないものです。
 いなくなってみて初めて、「いてくれるだけでありがたかったんだ」と気付くケースが多いのです。

 生きているうちに気付いてください。
 結婚してくれたこと、そばにいてくれること、ご飯を作ってくれること、働いてくれること……。
 いくら感謝の言葉を語っても足りないくらいです。

 でも、感謝するにも訓練が必要です。人生は訓練の連続なのです。
 家を出る時に、「これが最後かもしれない」という思いを込め、相手の目を見て「行ってくるよ」と言ってみてください。

 家に帰ってきたら6000年ぶりに出会えたように感動し、ハグしてみてください。そうしないともったいないではありませんか!
 これは大げさなことではなく、本当のことなのです。今ここにあることに感動し、感謝しなければ、天国は一体どこにあるのでしょうか?

 天国を感じながら、天国創建のために歩んでいきましょう。当たり前のようなこと、生きていることそのものに、無上の感謝を表現し、伝えてください。

 「亡くなってみて気付いた」では遅いのです。今いる家族に感謝して、家族を愛し、喜ばせてください。

 目を見て感謝を伝えた時に、夫(妻)の目の奥から喜びの心情が伝わってくると思います。そのときに心がつながります。
 これを毎日毎日やります。やり続けるのです。そういう生活を送っていきましょう。

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☆自己牧会プログラム事務局☆

【メールアドレス】
wakuwaku150830@gmail.com

【ウェブサイト】
https://ワクワクセミナー.com/

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 次回は、「『お帰り』も言わない無口な夫だけど」をお届けします。


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